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    生駒市ごみ減量市民会議から活動報告書が提出されました

    • [更新日:2019年9月3日]

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     8月23日(金曜日)に、生駒市ごみ減量市民会議(https://www.city.ikoma.lg.jp/0000006909.html)から3年間の活動報告書が提出されました。
     生駒市ごみ減量市民会議は、平成28年7月に発足し、これまで、市民・事業者・行政の連携によりごみ減量に向けた議論、取組みの企画・実施、啓発活動を実践しています。具体的には、ごみ減量に関するリーフレット配布や分別の意識についてのアンケート調査を活用したごみ減量啓発、また、生ごみ処理器キエーロの普及活動等を実施していただきました。なかでも、市民が市民に対し、自治会や各種イベントの場においてごみ減量の啓発を行っていることは、全国でも数少ない活動事例となっています。
     生駒市のごみ減量の取組みは、市民・事業者・行政の3者が連携したからこそ、成果が上がったと確信しております。生駒市ごみ減量市民会議の皆様には3年間もの長きにわたり活動いただきましたこと、心より感謝申し上げます。

     生駒市における家庭系の燃えるごみは平成27年度のごみ有料化により平成25年度比で約13%減少した状況が続いています。ごみ有料化の実施当時はリバウンドの懸念もありましたが、ごみ減量市民会議の啓発活動の効果もあって、リバウンド無く推移している状況です。
     また、活動におけるアンケート調査の結果では、市民感覚として「燃えるごみは減っている。」と感じている方が多く、ごみ減量市民会議でこの内容を分析したところ、燃えるごみの重量では約13%の削減となっていますが、容積での比較では約34%削減となっています。
     一方で容積が少ない割りに重量が重い生ごみは、「減量が進まず逆に増加している状況にある。」と報告を受けました。近年では食品ロス削減の取組みの必要性が高まっており、生駒市でも更に啓発を強化し、昨年度から行っているフードドライブの活用が広がるよう取り組んでまいります。また、やむを得ず発生する食品残渣について、燃えるごみとして焼却するのではなく自然界の微生物の力で処理を行う生ごみ処理器キエーロの活用が広がるよう取り組むとともに、地域コミュニティを活用した生ごみの有効活用の検討等を行ってまいります。

     おわりに、生駒市一般廃棄物処理基本計画が令和3年3月までとなっており、それ以降の新たな計画を策定する中で、今後のごみ処理のあり方や減量目標について、今回いただいた報告書を役立ててまいります。


    [公開日:2019年9月3日]

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