あすか野小学校で給食を試食しました（平成27年6月2日）

1日、あすか野小学校を訪問し、新たに改築された校舎の見学の後、6年生児童と一緒に給食を食べてきました。

毎年6月は、国が「食育月間」と定め、国・地方公共団体、関係団体等が協力して食育推進運動を実施することになっています。本市でも、6月の「食育月間」にちなんで、学校給食に地産地消や海外の料理を散りこむなど、創意工夫を凝らした献立を用意しています。
特に6月1日は食育月間の最初の日ということで、奈良県産の食材を使った「奈良県の日」と題し、奈良県産や生駒産の食材を生かしたメニューを用意しました。当日の献立は以下のとおりです。

• 県産の米を使ったご飯
• 県産の黒豆が入ったコロッケ
• 三輪そうめんと県産のネギを使ったにゅうめん
• 「生駒市新しいお土産コンテスト」でグランプリを受賞した「たけひめプリン」を給食用にアレンジして生駒市産の米粉を加えた「給食用たけひめプリン」

なお、この「たけひめプリン」の給食への提供は、「生駒市市民政策提案制度」による市民からのご提案が事業化につながった初めての事例です。
市民提案を受け、「たけひめプリン」を販売する株式会社たけひめの緒方さんと学校給食センターが協力して、約1年をかけて給食用たけひめプリンの開発を進めてきました。
酒かすを使っていた市販のたけひめプリンを子どもが食べやすいように大豆と生駒市産の米粉を使用することにより甘くてなめらかな食感に仕上がり、アレルギー対応なども可能な限り施し、市内全小学校（12校）・中学校（8校）の給食に初登場することになったのです。

一緒に食べたこども達は、口をそろえて「おいしい」とコメントしてくれました。「前に食べたたけひめプリンと結構味が似ている」「意外に甘さ控えめだけどこういうプリンもいい」といった感想ももらいました。
今後も「給食用たけひめプリン」を定期的に市内小・中学校の給食で提供し、「子どもたちが成人式の日に懐かしい献立として思い出してもらえる」ように、長く愛される生駒のデザートになれば、と考えています。

追記
給食全般については児童からおおむね「おいしい」と好評でした。苦手なメニューは「きのこ」と答える児童が多かったですね。ラッキョウが苦手という児童も多かったのですが、逆に「大好き」という子も結構いました。残食はだいぶ減ってきたようです。