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あしあと

    生駒流!生駒市は全国でも珍しい、クロスメンター制度を導入しています!

    • [更新日:2017年9月4日]

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     先日、今年度のクロスメンター制度キックオフ会を開催しました。
     クロスメンター制度とは、他部署の先輩が若手職員の指導員を担う制度ですが、メンターとなる他部署の先輩を若手職員自ら指名するのが、「生駒流」です。

     

     もともと本市では、新規採用職員に対し、同じ部署の先輩がメンターとして指導に当たる制度を設けています。しかし、上下関係に拘束されない他部署の先輩の方が、より相談しやすいこともあるでしょうし、その分、自由な活動が期待できるとの想いから、この制度を採り入れました。
     公務員として仕事に対する姿勢や今後のキャリア、プライベートに関する悩みや時間外の活動など、様々なことについて、時には飲みながら話し合い、職員同士のヨコのつながり活発化させ、引いては市役所全体が活性化する、そんな効果が狙いです。

     

     今回のキックオフ会では、前年度のクロスメンター報告会も兼ねていました。
     発表を行ってくれた女性職員のプレゼンは素晴らしく、まさに私が理想としているクロスメンターの姿がそこにありました。
     彼女は、今までほとんど接点のなかった女性管理職を指名して、ランチを通してさっそく自分が企画していることを相談し、やり取りを通じて自分の考えを醸成し(彼女の考えを導いたメンターの手法も見事です)、若手職員の勉強会を立ち上げました。また、数人で定期的に集まって話に花を咲かせたりと、活発に、いきいきと活動を行っていました。

     

     発表の最後に、この制度に対する感想を述べてくれたのですが、特に次の2点が印象に残りました。

    ・女性管理職としての働き方がイメージできた。
    ・目標にしたい存在ができたことで、モチベーションアップにつながった。

     この制度を通じて大きな成長をしてくれたのはもちろんですが、自分自身の将来像を見据えた考え方をしていることに、とても頼もしく感じました。

     彼女は、最初からこのことを見越して女性管理職をメンターに指名したと思いますが、メンターとのマッチングを他人が行っていたら、この効果は生まれなかったでしょう。

     

     最近、本市の取り組みである奈良県初の自治体新電力「いこま市民パワー株式会社」の設立や、公共性のある組織での職員の副業を促進するための基準が注目されています。これらの取り組みは、もちろん「生駒流」ですし、今夏に初めて開催した「生駒サマーセミナー」や、「市民みんなで創る音楽祭」「ユニバーサルキャンプin生駒」など、「生駒流」の取組みはほかにもたくさんあります。
     「生駒流」は、これらの大きな施策だけではなく、このクロスメンター制度のように、人材育成や様々なことで実践しています。
     そして、なにより職員みんなが「生駒流」の考えを持っていることは、言うまでもありません。

    写真1
    写真2

    [公開日:2017年9月4日]

    ID:10995