入庁3年目職員による政策形成研修の最終成果発表会がありました
- [更新日:2020年3月12日]
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2月14日(金曜日)に、入庁3年目18名の職員による政策形成研修の最終成果発表会がありました。
様々な世代の職員と日々接していて、改めて感じますが、入庁3年目という年は非常に大切です。自分の仕事の幅が拡がるこの時期に、研修という方法を用いて、さらに新しいことにチャレンジする機会をつくることで、常に自分の殻を破りつづけることができる人になってほしいという願いをもって本研修を実施しています。
本年度は、研修の主テーマを生駒市の強みや特性を最大限生かした「稼ぐ」まちづくりとして、各班に具体案を考えていただきました。
最終成果発表会では次のような提案がありました。
A班 道の駅「チーム元気、道の駅?で稼ぐ」
(提案概要)地域力の強さや数多くの魅力に惹かれて「わざわざ」訪れたくなるまちを目指し、「空き家」を活用した道の駅の提案。
B班 高齢者の就労支援「人生百年時代の歩き方」
(提案概要)高齢者が自己実現できるまち、年齢を重ねてもそれぞれのステージで活躍できるまちを目指し、「セカンドライフ教室」と「Social Impact Bond」の提案。
C班 公園の活用「貸して稼ぐ~民活で創る魅力的な公園~」
(提案概要)当市は多くの公園があり市民のカバー率が高いが、買い物が不自由な地域と公園維持費がかかっている2つの課題がある。事業者に公園を貸出すことで、課題解決を図る提案。
例年よりも短い研修期間にもかかわらず、班活動に真剣に取り組んでくれたおかげで、資料が非常にわかりやすく整理して作成されていました。また、資料に盛り込まれていた市民の方や事業者の方に対しアンケートやインタビューを行った結果は説得力があり、発表もとてもスムーズでした。
上記全てが具体的な提案であり、すぐにでも着手できそうなテーマも多くありました。研修生には、提案者として今後も事業化に向けた取組みに関わってくれるような仕組み、機会を作っていきます。
今回の研修を通じて「上司に命じられた仕事ではないが仕事に関連するプロジェクトを主体的に企画、実施する」という0から1を生み出す経験をしてもらいました。この経験を活かし、これからも現場を回って課題やニーズを見つけ、その対応策を具体化し、地域の人材や資源を活用してみんなで対処していく職員でありつづけてほしいと思っています。