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あしあと

    東京2020オリンピック・アーチェリーの古川選手・山内選手がお越しになりました!

    • [更新日:2021年9月1日]

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     8月27日、東京2020オリンピックのアーチェリー競技に出場された、古川高晴選手(近畿大学運営本部スポーツ振興センター職員)と山内梓選手(同職員)が、今回の試合結果報告のため、市役所にお越しになりました。実は生駒市には、近畿大学体育会洋弓部の練習場があり、オリンピックのメダリストが日々、トレーニングしておられるのです。

     2004年のアテネ大会から5大会連続出場し、ロンドン大会では銀メダルに輝いた古川選手は、今回男子個人で銅メダル、そして男子団体でも銅メダルを獲得し、当日も披露してくださいました。私も2つを首から下げさせてもらったのですが、その重さに驚くと同時に、これまでの努力の成果であることがひしひしと伝わり、思わず胸が熱くなりました。
     また、オリンピック初出場ながら予選で好調だった山内選手は、予選の好成績を受けて男女混合に選抜され、女子個人・女子団体と合わせて計3種目に出場されました。
     準決勝で王者韓国と対峙し、最後の最後までもつれる戦いに敗れた日本。悔しい気持ちを切り替えた結果、男子団体の3位決定戦の劇的なラストにつながりました。本日は、エースの古川選手が最後でなく2番手となった理由などもお話しいただきました。大変興味深かったです。

     私は大会中、テレビ観戦でお二人を応援していましたが、試合中の張り詰めた空気感の中、鋭いまなざし、凛々しい表情が印象的でした。アーチェリーは、技術はもちろんのこと、研ぎ澄まされた集中力と精神力が求められる、非常にタフなスポーツです。コロナ禍での競技生活は、海外遠征によりトレーニングできない隔離期間があり、コンディションの維持・調整に苦労されたそうです。古川選手は、東京大会の開催中にもフォームを見直し、試行錯誤されていました。その修正力はさすがワールドクラス、と感服しました。

     最後にお二人から、子どもたちに向けてメッセージをいただきました。
     古川選手「やりたいことを見つけ、希望や夢をひたすら追いかけ努力すれば、道が開けます。ぜひ夢をかなえてください。」
     山内選手「目の前の困難をひとつずつ越えていくことで、大きな目標を達成できるチャンスが与えられます。」
     オリンピアンからの勇気あふれる言葉は、きっと子どもたちのハートも射抜くことでしょう。生駒市から市民功労表彰を贈るとともに、これからも、古川選手と山内選手、そして近畿大学体育会洋弓部を応援してまいります。

    [公開日:2021年9月1日]

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