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    市内西松ヶ丘における土砂災害について

    • [更新日:2017年11月8日]

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     先週末の台風第21号では、生駒市でも激しい風雨により、土砂崩れや倒木などの被害が多数発生しており、生活道路の通行止めや鉄道の運休など、市民生活に大きな影響が出ています。

     台風により被害を受けられた市民の皆さまには、心からお見舞い申し上げます。

     

     多くの被害の中でも、特にテレビなどにおいて、市内の西松ヶ丘で起きた土砂災害について大きく報道されています。

     本件は、当該住宅地の裏にある谷で業者が違法に施工した盛り土が今回の台風により崩落したものです。

     この場所は、砂防法に規定する砂防区域であり、造成を行うには奈良県の許可が必要ですが、当該業者は県に無許可で造成工事を行った結果、本件のような問題が生じています。

     

     当該地域においては、以前から地面に亀裂が入っており、住民から県にも相談がなされていました。市にも相談があったことから、市の職員が現場を確認し、奈良県の郡山土木事務所に情報提供を行い、速やかに適切な対応をとるようお願いしていました。

     

     今回の台風では、地面の亀裂の広がりを感知するために現場に設置された伸縮計の情報から、本市もいち早く異常を察知し、関係住民に対し避難指示を出し、たけまるホール等に避難していただきました。

     

     本件は、生駒市で発生した事案ではありますが、砂防法等の法令に基づき、奈良県が業者への指導や状況監視を行う案件となります。

     一方で、市民の安全確保に責任を持つ生駒市としても、奈良県に速やかかつ適切な措置を強く求めながら、関係するすべての部署が連携して、住民の皆様への避難情報の発出、避難場所の確保など、大きな不安を抱えておられる当該住民の皆様の立場に最大限寄り添い、対応を進めてまいります。

     西松ヶ丘を始め、市内各地でこれまでの風雨のため地盤も緩んでいる中、今週末には台風第22号が接近する可能性があります。

      市としても最大限の警戒と適切な情報発信と対応をとりますが、関係住民の皆様におかれましても、災害情報のこまめな確認、適切な行動へのご協力など宜しくお願いいたします。

    [公開日:2017年10月25日]

    ID:11415