ページの先頭です

共通メニューなどをスキップして本文へ

スマートフォン表示用の情報をスキップ

検索

サイト内検索

現在位置

あしあと

    身体障がい者の方が利用されている市内の通所施設に見学に行きました(平成27年10月22日)

    • [更新日:2015年10月22日]

    ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます

     

     10月20日に身体障がい者の通所施設である「NPO法人あけび」に見学に行きました。

     この事業所は、重度の四肢麻痺の方とそのご家族から、安心して楽しく日中活動が過ごせる場所が地域に欲しいとの強い希望を受け、平成15年12月に市内の1軒の民家を借りて上げて開設されました。開設当初は3人の利用者からはじめられたそうですが、一人ひとりの希望に沿った丁寧な支援内容が評判になり、徐々に利用希望者が増えたことから、平成20年に現在の福祉センター(別ウインドウで開く)の敷地内に移転されました。

     今では、事業所の理念に賛同された多くのボランティアにも支えられながら、利用者も22人まで増え、重度の身体障がい者の受け入れも積極的に取り組まれ、支援を続けておられます。

     見学当日は12人の方が利用されていました。限られた時間でしたが、直接、利用者の皆さんとお話をさせていただくことができました。

     お持ちの障がいの程度や内容はそれぞれ異なりますが、この事業所での活動の中で自分達で作成された作品なども見せてくださりながら、活動の様子などをいきいきと楽しそうに話してくださり、本当に有意義な活動や支援がなされていると自分の目と耳で確認させていただきました。

     施設見学を終えた後、利用者の家族会の方との座談会の時間も持ち、障がい者のある方を支えておられるご家族の切実な思いを聞かせていただきました。特に、皆様「親亡き後」の問題は深刻で、グループホームなど障がい者の住まいの場の確保については、市としても色々な可能性を探りつつ、取り組んで行きたいと考えています。

     このように皆様の声を直接聞かせてもらうことは、自分自身へのエネルギーにもなり、大変意義深いものです。

     これからも皆様のご意見や思いをできる限り聞かせていただきながら、障がい者の方やご家族が、楽しく安心して過ごせるまちづくりに向け、全力で取り組んでいくことを約束しました。

     最後になりましたが、「NPO法人あけび」のスタッフの皆様、この見学にご協力いただきありがとうございました。

    [公開日:2015年10月22日]

    ID:4318