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    「ウィキペディア・タウンinいこま」を開催しました

    • [更新日:2018年6月27日]

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     6月16日(土曜日)に「ウィキペディア・タウンinいこま」を、オープンデータ京都実践会の協力により、県内の公共図書館で初めて開催しました。
     ウィキペディア・タウンとは、英国のウェールズにあるモンマスという町で2012年に初めて実施されたイベントで、地域にある文化財や観光名所などの情報をインターネットの百科事典である“Wikipedia”に掲載することで、地域の情報を世界に発信し、地域の活性化につなげるとともに、郷土愛を育むものです。また、ウィキペディアに書き込むには、参考文献の明示が必要というルールがあります。郷土資料を多数所蔵する図書館がサポートすることで、より内容に富んだ記事をつくることができます。


     午前中に12名の参加者が国指定重要文化財の本殿がある高山八幡宮、今年の4月にリニューアルされた高山竹林園や、高山城跡の遺構を見学しました。午後からは、ウィキペディア・タウンの概要やウィキペディアの編集方法などを学び、その後、グループに分かれ郷土資料を参考文献に、実際に参加者自身でウィキペディアの新規作成や編集を行いました。最後にグループごとに、本日の成果発表を行い、オープンデータ京都実践会の講師から講評をいただきました。高山八幡宮のグループは、ウィキペディアに項目として無かったためゼロからの作成となり苦労したことや、高山竹林園のグループでは、古くなっている情報の更新や、典拠づけを行ったことなどが発表されました。高山城跡のグループでは、全国の「高山城」という同じ名前の項目を参考にページを作成したことなどが発表されました。現地で撮影された写真をアップロードし、ビジュアル的にも面白い記事ができあがったと思います。作成いただいた記事は、実際に「ウィキペディアのページ(高山八幡宮(別ウインドウで開く))(高山竹林園(別ウインドウで開く))(高山城(別ウインドウで開く)」でご覧いただくことが出来ます。

     地域のことは、意外と知らないことが多く、こういった機会に改めて生駒を知ってもらうことはとても大切なことだと思います。ウィキペディア・タウンは観光のボランティアガイドなど、様々な地域の団体や市民とつながる可能性があります。また英語で発信すると、飛躍的に世界への発信力が増しますが、市民の皆さまの中には語学に堪能な方も多いと思いますので、そういった方との協働も楽しみなところです。生駒市はオープンデータに関するイベントや市民団体もあり、オープンデータポータルサイト(別ウインドウで開く)を運用するなど、この分野では先進地です。ウィキペディア・タウンも今後2回、3回と続けていくことで、地域に関心を持って関わってくださる人が増えると、今後のまちづくりにも新しい展開が期待できそうです。

    写真1
    写真2

    [公開日:2018年6月22日]

    ID:14029