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    生駒ロータリークラブ主催の「希望の明かりプロジェクト」に参加しました(平成27年10月28日)

    • [更新日:2023年6月21日]

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     10月24日に生駒ロータリークラブが主催された「希望の明かりプロジェクト」に参加しました。

     「希望の明かりプロジェクト」は、生駒ロータリークラブの古森淳一会長の発案で、老若男女、障がいのあるなしや障がい種別を超えた「やさしい生駒のまちづくり」を考えることを目的に、生駒ロータリークラブと生駒市障害福祉ネットワーク(通称I Net)が協力し、企画運営されました。

     生駒ロータリークラブの「地域社会の人々へ貢献していく」という奉仕の理念とI Netの「障がい者の地域生活の支援及び障がい者の社会参加を推進していく」という目的が強く結びつき、生駒ロータリークラブ創立40周年記念事業として行われ、本市も後援させていただきました。

     当日は、まず、障がい者がメンバーとなった認定NPO法人アゴラ音楽クラブ(別ウインドウで開く)によるピアノ、マリンバ、和太鼓などの発表があり、熱のこもった演奏が行われました。

     次に、ジェネシスオブエンターテイメント(別ウインドウで開く)の鈴木剛氏による車いすダンスの発表やトーク、体験教室などが行われました。鈴木氏は本市出身で、高校2年生のときに遭ったバイク事故の影響で車いす生活を余儀なくされました。事故にあった直後の疎外感や喪失感を正直に語っていただきました。

     また、競技ダンスとの出会いはその後の人生を変え、ハードな練習を重ねられてアジア車いす協議大会で2度優勝され、全日本車いす選手権では5連覇という偉業を成し遂げられました。「美しいダンスを見せたい」という熱意に支えられた「舞」は、素晴らしく、障がいの有無を超えた芸術を体現するものでした。

     障がいをお持ちの方はもちろん、そうでない方にも是非一度見ていただきたいと思います。

     このほか、生駒ロータリークラブからは車いすとヘルプカード2,000枚を寄贈していただきました。特にヘルプカードは、ロータリークラブの発案で障がいを持つ方が個々の障がいや体の状況に応じた「助けてほしいこと」を書き込み、カバンなどにつけ携帯するものです。障がいを持つ方はトラブルに巻き込まれたり、迷子になるリスクが高く、このカードは本当にありがたいです。生駒ロータリークラブの方と生駒市の担当者が他の自治体への聞き取りやヘルプカードの文言の調整、ケースの作成など様々なご苦労を重ねてやっと完成に漕ぎつけました。

     本市でも障がいを持つ方の社会参加がもっとすすめられるよう、ヘルプカードを一般市民にもPRするとともに、障がい者週間(12月3日から9日までの1週間)(別ウインドウで開く)にあわせて、希望される方に各所を通じて配布をさせていただこうと考えています。

     「障がい者等が安心して楽しく暮らせる、活躍できるまち」を目指し、生駒ロータリークラブの意思をしっかりと受け継ぎ、取り組んでいこうと思います。

     最後になりましたが、生駒ロータリークラブの皆様、この度は本当にお疲れ様でした。皆様のこの活動は、障がいの有無に関わらず文字どおり「希望の明かり」となったことを見届けさせていただきました。ありがとうございました。

    [公開日:2015年10月28日]

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