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    「図書館とまちづくりワークショップ」を開催しました

    • [更新日:2016年10月21日]

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     10月8日(土曜日)、「図書館とまちづくりワークショップ」の第1回目を開催しました。このワークショップは、「人と本、人と人をつなぐ図書館」をテーマに、これからの生駒市図書館について参加者に話しあっていただくものです。

     大学生から70代の公募市民20人が参加され、図書館に関心の深い方から普段利用されない方、育児世代、ボランティアとして活動されている方など、さまざまな世代、背景の方々が3グループに分かれて意見を出し合います。

     

     ワークショップを開催するにあたり、「まちづくりと図書館 ~つながる市民、つなげる図書館~」と題して、慶應義塾大学文学部・糸賀雅児(いとが まさる)教授にご講演いただきました。糸賀教授は図書館・情報学の第一人者であり、まちづくりと図書館に深く関わってこられた方で、ワークショップのコーディネーターもお勤めいただいています。

     

     この日の講演では、全国の図書館の実例を写真で示しながらわかりやすく説明されるとともに、「まちづくり」は「ひとづくり」であり、自分で考え、自立できる人間は「読書」から育つこと、生涯学習施設の中でも図書館は最も利用される施設であること、図書館は資料・情報だけではなく、空間(居場所)+時間(学び)+人間(地域人材)を提供することなどをお話しになり、図書館への住民参加を呼びかけられました。

     

     また、生駒市で実際に図書館と活動されている市民団体「本の宅配ボランティア」「生駒ビブリオ倶楽部」の方からのご報告をお聞きしました。

     

     私からは生駒市図書館のこれまでの取組とこれからの展望をご報告しました。年間貸出冊数約130万冊、利用券登録率51.8%と市民の読書熱が高い生駒市では、図書館はこれまでもまちづくりに大きな役割を果たしてきました。

     教育・子育ての分野では学校や地域の方々と連携して子どもの読書活動を進め、1年で約30万人を駅前に迎えた生駒駅前図書室の開室、若い方々を中心に新しい潮流であるビブリオバトル開催など、本、図書館を教育、文化、経済振興などとつなぐ活動を続けてきました。

     

     このワークショップは、10月22日(土曜日)、11月5日(土曜日)も開催されます。市民の方々との「協創」をさらに進め、図書館の可能性を広げる提案をいただき、「まちづくりの拠点となる図書館」づくりを一層進めてまいります。

     

     

    ワークショップ1
    ワークショップ2
    ワークショップ3

    市長講演資料

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    [公開日:2016年10月21日]

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