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    第4回生駒市長杯ビブリオバトル市内中学生大会を開催しました

    • [更新日:2018年12月26日]

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     12月21日(金曜日)、この日は、市内公立中学校の2学期終業式の日でしたが、一息つく間もなく、午後から中学生の熱い戦い「ビブリオバトル市内中学生大会」が図書会館で繰り広げられました。

     ビブリオバトルというのは、複数の参戦者(バトラー)がお気に入りの本を5分で紹介したあと、観戦者が読みたくなった本に投票し、チャンプ本を決める書評ゲームで、学校、書店、図書館やカフェなどを中心に全国的な広がりを見せています。生駒市でも積極的に取り組み、中学生大会や全国大会を過去3回にわたって開催し、本好きの人もそうでない人も多くの人を巻き込んで「本のまち いこま」として年々盛り上がりを見せています。


     生駒市内の中学校では、授業等でビブリオバトルを取り入れ、多くの中学生が読書に前向きに取り組んでくれています。勉強や部活で忙しく読書の時間を確保することも難しいなか、大会に向けて、好きな本を見つけ、プレゼンの準備をし、各校での予選に臨んでくれました。しんどいことも多かったと思いますが、10代の若い時期にこのような経験をされたことは本当に有意義であったと感じています。こうして選ばれた各校の代表者31名が図書会館で、他校の生徒や先生、保護者や本が好きな市民128名を前に、堂々と自分の気持ちを伝えてくれました。悩んでいる自分を救ってくれた本や、新しい価値観を発見させてくれた本、好きな作家の本など多様な紹介がありました。
     「自分の言葉で自分の気持ちを伝える」ということは、これからの人生でとても大切なことです。勇気を持ってチャレンジしてくれた皆さんにエールを送りたいと思います。また、紹介された本はどれも魅力的なものばかりでしたので、皆さんも是非図書館で借りていただければと思います。
     最終的にチャンプになられた鹿ノ台中学校の森岡直さんは、普段は本を読まないが、この大会をきっかけに『そして生活は続く』星野源/著を手にしたとのこと。パワフルなプレゼンに多くの人が魅了され、読みたくなったと賛同しました。


     読書は一人でするものですが、ビブリオバトルは多くの人と本の楽しみを分かちあうことができ、人の輪ができるという素晴らしいイベントです。他校の中学生が知り合いになり、おしゃべりをしている姿も印象に残る大会でした。
     実は、私も駅前図書室オープン記念のビブリオバトルに参戦したことがありますが、まだチャンプになったことはありませんので、今回心新たにリベンジを誓いました。図書館では毎月ビブリオバトル(別ウインドウで開く)を行なっていますし、3月9日には全国大会(別ウインドウで開く)も行ないます。みなさん、いっしょにバトルしましょう!!

    写真1
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    [公開日:2018年12月26日]

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