政府の「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」の全面改訂を受けた本市の対応についての市長メッセージ

　本市では、10月に入ってから新型コロナウイルスへの新規感染者がない日が増え始め、県全体の傾向と同様に落ち着きを見せています。感染対策へのご理解・ご協力に感謝するとともに、引き続き、感染予防に努めていただきますようお願いいたします。

　11月19日、政府は基本的対処方針を全面改訂し、基本的な感染防止対策の維持を前提に、飲食・イベント・外出・移動等の制限が緩和されることになりました。これを踏まえ、本市も感染防止対策の実施を前提に、大声の発生・飲食を伴わない市主催のイベントは逐次会場の定員上限までの規模で実施します。また、以下のとおり、公共施設の制限も緩和します（詳細は新型コロナウイルス感染症に関するお知らせ（別ウインドウで開く）をご覧ください）。

・ 12月7日（火曜日）から、公共施設の会議室やホール、自習室等は、利用人数の制限を廃止（但し大声を発する、マスクを外して活動する、密接する動作を伴う活動等での利用は、引き続き定員の2分の1以内の人数制限を継続）
・ 1月から、会議室等での飲食、ホールでの会食、調理室での実習や食事は、定員の2分の1以内、かつ、感染対策を行なえば可
・ 12月7日（火曜日）から、体育施設の利用人数の制限を廃止
・ 1月から、駅前図書館の読書カフェを再開
・ 12月8日（水曜日）から、山麓公園の宿泊・研修室の利用人数の制限を廃止し、ふれあいセンター浴場のサウナや休憩室は、人数・時間を制限して利用を再開

　緊急事態宣言やまん延防止等重点措置等の対象地域外の地域においては、会食の人数制限も緩和されました。懇親会等、大人数での会食の際には、なるべく都道府県の認証を取得している店舗（奈良県の認証施設検索はこちら（別ウインドウで開く））をご利用ください。
　また、自治会活動についても感染対策を講じたうえで再開し、飲食を伴う活動については、黙食や話す際のマスクの着用などに留意の上実施してください。

　国からワクチンの3回目接種について、実施時期等が示されました。本市も、4月以前に2回目接種を終えている医療従事者等の方々に、3回目のワクチン接種券をお届けしたところです。高齢者の皆様に対しても、前回の接種時期に合わせて、12月下旬以降、順次接種券を送付しますので、今しばらくお待ちください。

　年末年始に向け、会食や外出の機会が増えるかと思いますが、マスクの着用の徹底、手指の消毒・手洗い、ソーシャルディスタンスの保持等、基本的な感染防止対策を継続し、社会経済活動の継続を可能にする新しい日常を実現していきましょう。

　　　　　生駒市長　こむらさき雅史