生駒市で発生した幼児死亡事件について
- [更新日:2018年1月12日]
ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます
平成28年4月10日に本市辻町で幼児死亡事件が発生しました。このような事件が生駒市で起こったことについては極めて残念であり、心を痛めております。
本件につきましては、報道内容に一部不正確なものもありますので、本件に関する市の対応を以下に整理してお伝えします。
・平成27年12月21日、奈良県中央こども家庭相談センターに電話で子どもの虐待を疑う通報がありました。
・平成27年12月22日、奈良県中央こども家庭相談センターから本市こどもサポートセンターへ、初期調査と安全確認依頼がありました。こどもサポートセンターでは、通報があった家庭の子どもが継続的に通っている関係機関を通じて調査を行ったところ、安全が確認できました。
・以降、当該家族について、生駒市要保護児童対策地域協議会(事務局 こどもサポートセンター)において、市健康課職員が平成28年1月12日に、こどもサポートセンター職員が平成28年1月18日に訪問するなど、関係機関と連携し、継続して対応を続けておりました。
・これ以外にも訪問したが留守で会えなかったり、相談に来てもらう予定であったが、当日はインフルエンザのため来所することができなかったりし、次回は、今月相談に来てもらう予定となっていました。
・前述の調査や面会時の状況から判断して、一時保護しなければならない状況ではありませんでした。
・3か月ごとに対応を協議・検討し、見直しを行う会議を実施していますが、この事例についての会議は、4月22日に行うことになっていました。
一部報道の中には、虐待の通報があったにもかかわらず、市が面会しなかったとするものもありますが、上記のように、平成28年1月に2度面会しており、今回亡くなった子どもにも会い、その状況や安全を確認しています。また、その後も継続的な見守りが必要として、訪問し、相談も予定しておりました。
生駒市としては、できるかぎりの対応をしてきたと考えています。しかしながら、このような事件が起こったことは残念でなりません。
引き続き、児童虐待の防止に一層取り組んでまいります。