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    農業委員と農地利用最適化推進委員の皆様に行政功労表彰を授与しました

    • [更新日:2020年10月5日]

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     9月29日(火曜日)、生駒市の農業行政の発展に大きく貢献された功績を讃え、3年に一度の改選に伴い、本年7月19日で任期満了となられました農業委員4名と農地利用最適化推進委員4名の皆様に「生駒市行政功労表彰」を授与しました。
     農業委員会等に関する法律の改正に伴い、農業委員会委員を市町村議会の同意を要件とする市町村長の任命制に変更され、農業委員とは別に、各地域において農地利用の最適化を推進する農地利用最適化推進委員を新設されるなど農業委員会制度が変わって初めての委員会でした。
     その転換点を支えてくださった皆様は、昨年度から新たに各農家区で「集落座談会」を開催し、鳥獣被害の防止など地域農業の課題解決に向けて取り組んでいただいています。また、新規就農者の支援として、「農地の斡旋」や「地域農家とのつなぎ」のほか、「販路についてのアドバイス」などの活動にも取り組んでいただきました。
     農業委員会業務以外においては、それぞれの地域の農業委員・推進委員も参加し、南地区(JA生駒支店南生駒出張所)の「朝市」をはじめ、2年前からは中地区(JA生駒支店駐車場)、1年前からは北地区(北コミュニティセンター)で「朝市」を実施し、生駒産の新鮮な野菜等を生駒市民に知っていただく取り組みも行っておられます。
     表彰式の後の懇談会では、今後の農政について様々なご懸念、期待、提案をいただき、特に有害鳥獣被害、遊休農地活用、将来の農地や水路の維持管理、朝市の継続などが主な内容でした。本市の農業の課題は、「鳥獣被害」、「担い手不足」、「遊休農地の増加」などさまざまですが、農業の持つ力は農業そのものだけではなく、地域づくりにも大きな力になっています。
     昨年9月に策定した農業ビジョンでは、「専業農家」、「小商い農家」、「趣味農家」の各分野別でどう農業施策を進めていくのかを掲げており、「専業農家」では青年の新規就農者の確保、「小商い農家」では農家の方々の協力のもと今年度は7自治会に移動販売を実施し、100箇所ある複合型のコミュニティをつくろうとしています。また、退職された市民の方々がそれをきっかけに農業に関わることも重要と考えています。
     本市は、来年11月に市制施行50周年を迎えますが、描いている大きなビジョンは、“脱ベッドタウンのまちづくり”で、農業はこれからのまちづくりの大きな柱となります。農業委員・農地利用最適化推進委員の方々のお力を借りて、今までにない農業に挑戦していきたいと考えていますので、今後とも、引き続き地域でのご支援・ご協力をお願いいたします。
     本日の表彰式にあたり、改めて農業委員・農地利用最適化推進委員の皆様とともに、しっかりとまちづくりを進めていく決意を新たにしました。
     この度表彰を受けられました皆様、大変お疲れ様でした。長年のご功績にお礼を申し上げるとともに、皆様の今後ますますのご健康とご多幸をお祈り申し上げます。

    [公開日:2020年10月5日]

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