「第1回いこま吹奏楽の日」を開催しました！

　3月4日、見事に晴れ渡ったあたたかな日曜日、たけまるホールにおいて本市の吹奏楽が結集した「いこま吹奏楽の日」を初開催しました。
　このイベントは、市内の小学校の金管バンドやブラスバンド、中学校、高校の吹奏楽部、そして昨年1月に設立した市民吹奏楽団が一堂に会し、それぞれの素晴らしい演奏を披露するとともに、出演者もお互いの演奏を聴きながら世代を越えて学び合うことを目的とした事業です。

　会場は午後1時の開演時からほぼ満員で、6時の終演まで長丁場のイベントとなりましたが、幅広い世代のお客さまで会場は熱気にあふれました。客席からは終始あたたかいまなざしがステージに向けられ、曲に応じて自然に手拍子が入ったり、インタビューの子どもたちのことばにうなずいたり、時折笑いが起こったりしながら、すべての団体に割れんばかりの拍手が送られる場面に、客席とステージが一体となっていることを実感しました。

　また、このイベントは、各学校と市民吹奏楽団をはじめとする関係者の方々のご協力なくしては実現できませんでした。16団体が出演する舞台裏や会場では、子どもたちはもちろん吹奏楽団員の出演者や顧問の先生方までもがスタッフとなって、きびきびとした動きで当日の舞台転換のお手伝いなどをやってくださいました。熱い思いでご指導を続けてくださっている先生方が多くいらっしゃること、そして、今回のイベントをきっかけにして、先生方同士がますます強い絆でつながってくださったことを大変心強く感じております。
　このイベントを通して、これだけの素晴らしい吹奏楽部、そして吹奏楽団が生駒市に存在することを市内外に発信できる機会になったことと思いますし、今後さらにPRしていきたいと思います。

　「音楽のまち生駒」が誇る素晴らしい財産、吹奏楽。これからも「つながり」を大切に、しっかりとこの財産を守り、発展させていかなければという思いを新たにしています。本イベントは、「音楽のまち」を象徴するイベントであり、生駒市の吹奏楽の新しい歴史を刻んだ1日となりました。
　会場にお越しくださったみなさま、そしてご出演いただいたみなさま、ご指導いただいた先生方に心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。