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    高齢者福祉施策に関するワークショップを開催しました

    • [更新日:2016年10月4日]

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     7月30日(土曜日)、8月27日(土曜日)、9月17日(土曜日)、10月1日(土曜日)と4回にわたり、生駒市の高齢者福祉施策に関するワークショップを開催しました。

     30歳代から70歳代までの市民の方やケアマネジャーなど40名を超える皆さんが、「私は(将来)こんな生活をしたい」など、高齢期の幸せな生活をイメージしたうえで、それを実現するために、自分たちができることや、行政の役割などについて話し合ってきました。

     4回目の最終回となる今回は、これまで話し合ってきたことをまとめ、発表がありました。4回目ともなると、グループ内のメンバーどうしも打ち解けていて、議論も積極的になり、笑いの中にもユニークな提案やさまざまな立場・年代ならではの意見がたくさん出され、これからの高齢者福祉に対する皆さんの前向きで熱い思いを感じました。

     今回の発表の中で、地域の希薄化という話がありました。一方、最近は地域の祭が復活するなど、地域で何かやっていこうという活動が少しずつ増えてきています。「道端コミュニティ」という素敵な言葉もありましたが、行政もしっかりとサポートしてまいります。

     また、市は、先進的な取組を多くやってくれているのに、そのPR・発信が弱い、知らない人がまだまだ多いという話もありました。広報紙は全国で高い評価を受けており、市内へのPRはしっかりと進めているつもりでしたので、気持ちを新たに一層取り組んでまいります。さらに、AsMamaの話がありましたが、これは昔ながらの地域のコミュニティをスマホなどの最新技術と連携させ、一層の市民サービスを作っていくことも必要だと感じました。

     高齢者交通費助成券(生きいきカード)についても、役に立っている、活用しているという意見から、今の制度には課題があるのでより効果的な制度にしてほしい、代替策の実施と併せて見直してほしい、という意見もありました。

     介護予防等、生駒市の高齢者福祉は着実に進みつつある中で、これまで駅周辺しかなかった体操教室等をボランティアさんの力を借りて、歩いていける範囲できめ細やかに実施しようと取組を進めています。様々な切り口から生駒市の高齢者福祉を一層発展させるべく取り組んでまいります。

     今回のワークショップで発表されたご意見は、聞きっぱなしにするのではなく、市としてもしっかり受け止め、ワークショップ参加者や市民のお力を借りながら全力で形にしていきたいと思います。

     ワークショップという手法の有効性と素晴らしさを改めて実感し、市政に最大限活用しようという思いを新たにした一日でした。

     

     

    ワークショップ

    [公開日:2016年10月4日]

    ID:7580