ベルテラスいこま「ベルステージ」が「まちなか広場賞・特別賞」を受賞しました

　生駒駅北口の再開発事業（別ウインドウで開く）で平成26年3月に整備されたベルテラスいこまのにぎわい広場「ベルステージ」が「第2回まちなか広場賞・特別賞」を受賞しました。

　この賞は、暮らしをより豊かにする役割を果たしている「まちなか広場」について、「つくる」ことと「つかう」ことを一体的に考えていくプロセスを大事にする意識を醸成し、「まちなか広場」への理解・関心の向上、よりよい空間づくりのための技術の普及、愛着を持たれる広場に育てる運営手法の発展を図るという趣旨のもと実施されている賞です。

 

　「まちなか広場」の存在自体が都市において新たな価値を提供しているという視座に立ち、多様な関係者を巻き込みながら協働している＜プロセス＞、多様な人の利用や、幅の広い利用が起こっている＜状況＞など、人の存在に焦点を当て、広場が、その街における「生活の豊かさ」や「価値」を生み出しているかという視点で審査が行われ、「ベルステージ」は、持続可能な賑わいの創出策とその管理運営方法について、整備と並行して検討した点が高く評価されました。

 

　「ベルステージ」は、計画から整備・運営に至るまで、修景ワークショップやにぎわいづくりワークショップなどを通じて、市民のみなさま、地元商業者のみなさま、事業施行者である再開発組合のほか、多様な関係者との協働により、賑わいと潤いあふれる新しい街なか空間として誕生しました。

　現在「ベルステージ」では、生駒のママと子どものためのこだわりマルシェ「いこママまるしぇ（別ウインドウで開く）」が毎月第3木曜日に、早朝から元気に体操する「朝一体操」が毎週水曜日に定期的に開催され、また、子どもたちが自由に線路をつなげて遊ぶ「つなげてあそぼうプラレール（別ウインドウで開く）」は春と秋に、若者たちのダンスイベント「フラッシュモブ」なども開催されています。

　これらのイベントは、にぎわいづくりワークショップに参加いただいた皆様の提案が実際に形になったもので、オープン以降継続して開催されている人気イベントです。

　その他にも、毎月第3日曜日に開催される生駒市農業振興協議会の皆さんによる青空市場、街角ライブなどのイベントも開催されています。

 

　「ベルステージ」は、この培われた生駒を愛する市民力に支えられ存在します。これらの取り組みが評価され、今回の受賞につながったものであり、大変嬉しく思っています。

 

　ベルステージのほか、市内各所で多くのイベントが行われています。今後、こうした生駒を愛する市民の皆様が「協働」で行うイベントを「イコマニア」と認定し、積極的にPRし、「関西一「地元」が楽しく活力にあふれるまち「いこま」」を目指して、市民の皆様との協働・協創のまちづくりに今後も引き続き取り組んでまいります。

 

　ベルステージのご利用は、生駒商工会議所直営店舗の生駒市アンテナショップ「おちやせん」（別ウインドウで開く）で受け付けています。

　市民のみなさまの多彩なアイデアあふれる活用をお待ちしております。