子供を事故や事件から守るため、ハードとソフトの両面から対策を進めます。(平成27年8月17日)
- [更新日:2015年9月25日]
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香芝市(別ウインドウで開く)で女児連れ去り事件が発生してから1ヶ月が過ぎました。先日は、高槻でも未成年が被害者と思われる事件が発生しました。
本市では、香芝の事件を受け、速やかに関係職員を集めて会議を行い、市職員による防犯パトロールの強化や市公共施設内の危険箇所の再点検などを実施しました。また、自治会長や生駒商工会議所(別ウインドウで開く)にもご協力をいただき、各ご家庭や事業所での危険箇所の再点検や見守り活動の強化をお願いしてきました。
そして先日、公共施設の要注意箇所の点検結果を踏まえ、再度会議を開催しました。点検結果のさらなる精査、職員やスタッフによる要注意か所の巡回強化や警備員との連携などの指示をするとともに、小学校、幼稚園、保育園を中心に防犯カメラ設置の検討を始めています。
防犯カメラについては、犯罪抑止効果が期待できますが、単に設置するだけではその効果は十分でないと考えております。関係者による巡回などの活動、市民一人一人の意識などと相まって、確かな効果が期待できます。また、プライバシーなどにも十分配慮して設置に関する具体的な内容を詰めていきます。
話は変わりますが、皆さんは、「いかのおすし一人前(別ウインドウで開く)」をご存じですか。周りのお子様たちにぜひ一度おたずねください。きっと知っているはずです。
- 「いか」ない
知らない人にはついて行かない - 「の」らない
知らない人の車にはのらない - 「お」お声をだす
こわいときは、"たすけて"と大声をだす - 「す」ぐに逃げる
その場からすぐに逃げる - 「し」らせる
近くの大人に知らせる - 「一人」
一人で遊ばない - 「前」
出かける前におうちの人に"誰と""どこへ"行くのかをいう
市内の幼稚園・保育園でメロディに振りを付けて楽しく園児に教えています。
また、いこまは「こども110番の家」の発祥の地、多くの市民の皆さんや店舗の方に協力していただき、旗を立ててもらっています。怖いと思ったときは、いつでも逃げ込むことができます。
そして、効果のある対策が「防犯ブザー」の利用です。値段も安くキャラクターものなど子供達も喜んで携帯できるものもたくさんあります。
これらのことは、大人が繰り返し子供に言い聞かせて「子供自身が自分で身を守ることが必要」と思わせることが必要で、大人の重要な役目だと思います。
何物にも代え難いとても大切なもの、それは「命」です。生駒市としては「安全安心のまち・生駒市」であるための様々な施策を継続していきます。ハードとソフト、市民と市役所・自治会など、両方の取組や意識の向上があって初めて、生駒市の安全はさらに高まるものと考えています。
市民の皆様におかれましても、日々の声かけや見守り活動など、事故や犯罪のない安全・安心なまちづくりへのご協力をお願いいたします。