ページの先頭です

共通メニューなどをスキップして本文へ

スマートフォン表示用の情報をスキップ

検索

サイト内検索

現在位置

あしあと

    親子ふれあい農業体験の稲刈りに参加しました(平成27年10月6日)

    • [更新日:2019年3月6日]

    ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます

     

     9月27日に高山地区、10月4日に壱分地区において、朝から親子ふれあい農業体験の稲刈りに参加しました。

     今年は、高山地区ではもち米を、壱分地区では奈良県の推奨米であるうるち米のヒノヒカリをそれぞれ作っています。6月7日に両地区で46組のご家族と田植えした稲はしっかりと実っていました。6組の親子が手作りしてくださった案山子が、すずめなどの鳥害からしっかりお米を守ってくれていました。

     私は、兵庫の田舎の生まれで田んぼに囲まれて成長したのですが、田植え・稲刈りは生駒に来てから初めて経験しました。今年は昨年に続き2回目の稲刈り、少しはお役に立てたかな。

     当日の天気は両日ともさわやかな秋晴れでしたが、27日の高山での稲刈りは、夜中の雨で足元に水が溜まっていて、みんながドロドロになりながらの作業でした。稲刈りそのものよりも、田んぼの中を移動するのに体力を使う状況。壱分地区も足元はかなり緩かったです。

     それでも、初めて使う鎌を恐る恐る持ち、作業を始めると子どもたちはすぐに作業のコツを飲み込み、成長していきます。鎌で稲を刈る感触、沈み込む足の感触、稲の下にいる多くの生物たち、作業後の川の水の冷たさやおかゆの味・・・。どれも貴重な経験になったはずです。

     昨年学んだのですが、刈り取ったすぐのお米は水分が約20~30%含んでいて、そのままではカビが生えたりしてしまうので、乾燥をさせる必要があります。そのため、高山地区では、昔ながらの方法で「はさ掛け」を、壱分地区では、刈り取った稲をコンバインで脱穀(一部は「はさ掛け」)し、乾燥機にかけてお米を乾燥させる方法で、今年は新旧2つの方法で乾燥作業をしました。

     稲刈りを経験して農家の方たちのご苦労の一部を体験して、お米一粒も無駄にすることが無いような食生活を家族で話し合ってありがたくご飯をいただけるようになって欲しいと思います。

     稲を管理し、作業のご指導をいただいている指導員・農家の皆様、参加者の皆様、関係職員に改めてお礼申し上げます。

    参加者の皆さんと

    [公開日:2019年3月6日]

    ID:4130