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あしあと

    生駒市の認知症予防・介護予防の取組はすごい!

    • [更新日:2016年6月28日]

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     6月23日、虚弱高齢者の自立支援を目指して、多職種協働で課題の明確化・目標設定・支援内容の検討を行う「地域ケア会議」に参加しました。

     この会議は、高齢者の自立を支援し、活動性を向上させるとともに、地域包括支援センターやケアマネージャーの知見の向上を図ることにより、高齢者の生活の質を向上させることを目的としています。

     

     結果から言うと、この会議にはとても大きな衝撃を受けました。個別ケースについて、それぞれの専門的知見、現場の立場から皆さん本当に真剣な議論を重ねています。ここまで丁寧にやっているのか、とありがたく、また、感動しました。

     

     生駒市では、虚弱高齢者を安易に介護給付の対象としていません。大変に見えるケースも、1人1人の力を信じて、それを最大限に引き出す支援やプログラム、家族への働きかけなど細やかに取り組んでいます。会議ではかなり深刻な認知症から大きく回復した事例などを取り上げていました。生駒市の認知症予防、介護予防は全国でも先進といわれていますが、その理由の一端を見ました。

     また、この会議は個別事例を通じて理学療法士、看護師、ケアマネージャー、介護サービス事業者、地域包括支援センター職員など多職種が協働することにより、ネットワークの構築、地域課題の発見、地域づくり・資源開発、政策形成につながるなど、地域包括ケアの実現に向けた重要なツールであると考えています。

     

     この「地域ケア会議」は、毎回全国から視察の申込みがあるのですが、当日は、大阪府、和歌山県御坊市、同志社大学から視察があり、大阪府の方から、「会議の質の高さに驚きました」といったコメントをいただいたのが印象的でした。

     先日のブログに書いたコグニサイズ(別ウインドウで開く)と、この「地域ケア会議」と合わせて、ボランティアや多職種の皆様に支えられ、生駒市の先進的な取組を実感した2日間でした。皆様と共に、引き続き、認知症・介護予防の先進自治体「いこま」を一層発展させてまいりますので、ご理解・ご協力をお願いいたします。

    地域ケア会議

    [公開日:2016年7月1日]

    ID:6402