新成人の皆さん、成人おめでとうございます！

　14日、たけまるホールにて、平成31年生駒市成人式が開催されました。

　今年は昨年を上回る1，279名の方が成人を迎えられました。奈良市に次いで成人の数は県内2番目となり、全国的に人口減少が進む中で生駒市はまだまだ若い人が増えている元気なまちであるといえます。
　当日は皆さんの門出を祝うような穏やかな晴れ空のもと、多くの新成人の方にご参加いただきました。私も開式前に会場で新成人の皆さんとお話したり写真を撮ったりしましたが、どなたも当日の空のように晴れやかな明るい表情をされていたことがとても印象的でした。

　成人式運営委員の皆さんが企画・運営してくださった式典・記念行事はすばらしいものとなりました。式典では、お祝いに来てくれたジュニアリーダー研修生（小学5年生）の4名が、とても元気よくお祝いのメッセージを披露してくれましたが、新成人の皆さんもしっかり聴いてあたたかい拍手を送っていた場面はとても素敵でした。
　記念行事も、華鹿さんによる演舞、新成人4名も加わった生駒山麓太鼓の演奏は、どちらも迫力満点、最後の中学時代の恩師が登場するビデオレターも、演出など様々な工夫が凝らされてて大変楽しいものとなり、会場も大いに盛り上がっていました。

　新成人の皆さんが本日のことを忘れず、これからの人生をより実りあるものにし、それぞれの舞台で益々活躍されることを期待しています。

　式典での、私から新成人への挨拶は以下のとおりです。

　新成人の皆様、本当におめでとうございます。成人を迎えられた皆様に心からお祝いを申し上げます。
　また、今日の成人式にあたっての様々な準備を進めていただきました運営委員会の皆さま、関係者の皆さま、そして来賓の皆さまに心から感謝を申し上げます。
　今日は、2つだけ皆さまにお伝えしたい事があってやって参りました。
　1つめは、去年もその前の年の成人式でも言いましたが、ぜひ、皆さんのお父さん、お母さんやお世話になった家族、親せき、ご友人、一番大切な人にこの新成人のご報告と「ありがとう」という気持ちを伝えてほしいということです。
　言葉にするのが恥ずかしい人は手紙とか、逆に手紙なんか恥ずかしいという方は今日お家に帰ったときに、言葉で「本当にありがとう」ということを勇気を出して言ってください。皆さんを育ててくれた方は20年間大変なご苦労があったかと思いますが、その一言、一通の手紙でその苦労が吹き飛んでしまうことと思います。

　もうひとつは、本日生駒市の成人式にご参加いただいた皆さんは、もしかしたら生まれも育ちもずっと生駒市という方、途中から生駒市に来られた方、現在も生駒市に住んでいる方、学業やお仕事の関係で生駒から離れている方などさまざまだと思いますが、いずれにしてもこの生駒市で過ごし生駒市に友達がいて生駒市のことが好きな皆さんだと思いますので、ぜひ皆さんのふるさとであるこの生駒市に、何か関わりをもっていただきたいと思います。
　生駒市に何か恩返ししようとか、そんな大きな事や堅苦しい事でなくても構いません。何かの機会に生駒市内でお友達と一緒においしいものなどを食べたり、生駒市でやっているイベントに顔を出していただいたり、生駒市で行われている文化やスポーツの活動に参加するなど、生駒のまちへ何かしらの関わりをもっていただければ、生駒市にとっては大変ありがたいことです。
　若い皆さんに、ぜひ生駒市でご活躍し、楽しんでいただけるのを市長としてとても期待をしています。

　最後になりますが、今年は平成最後の年であり、また新しい元号になるという記念すべき節目の年です。その年に成人になるという、とても恵まれた皆さんがこれから素晴らしい人生を送っていただきますよう、心からお祈り申し上げまして私からのあいさつとさせていただきます。