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あしあと

    『お茶会@北分館×茶筌のふるさと』でお茶会を体験しました!

    • [更新日:2017年8月23日]

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     8月19日(土曜日)に北コミュニティセンターISTAはばたきの和室で、『お茶会@北分館×茶筌のふるさと』第1回を開催しました。


     この催しは、昨年実施した「図書館とまちづくりワークショップ」の提案事業で、提案者を中心とした「高山茶筌の会Wi-Wi(わいわい)」の4人と図書館が共同で行っています。
     「高山茶筌の会Wi-Wi」は、生駒が全国に誇る高山茶筌をもっと知ってもらい、図書館の本でさらにふるさとについて興味を深めてもらうとともに、日常生活の中で気軽に茶筌を使ってもらい、伝統ある茶筌の里をみんなで守っていこうという思いを込めて、この企画を実現し、運営に心を尽くされています。


     4回連続講座の第1回は、「はじめてのお茶会」と「図書館で茶筌のふるさといこまを調べよう!」でした。 
    子どもたちと、お母さんやお父さん、おばあちゃんの8組19人の参加があり、緋毛氈に慣れない正座で初めは緊張していた子どもたちも、目にも涼しげなお茶菓子とともに自分で点てたほろ苦いお抹茶を頂くと、みんな笑顔になり、ご一緒した私にとっても嬉しいひとときでした。
     後半は、「茶筌は、いつごろ、誰によって始められましたか?」など10個の質問の答えを、図書館北分館の「ふるさと生駒~高山茶筌と里山の自然~」コーナーの本でそれぞれ調べ、最後に全員で答え合わせの発表会。ちょっと難しかったようですが、それだけに正解すると誇らしげな顔で、答えを聞いて大人からも「へぇー」という声がもれました。生駒の茶筌や竹などについて少し詳しくなり、興味を持つきっかけとなったのではないでしょうか。


     生駒市茶道協会の先生方には、お点前の作法はもちろん、茶室の設えについても興味深いお話しをしていただき、生け花やお茶道具の一つ一つにも夏の暑さを忘れさせる細やかな心配りが見えました。また、1人1人が茶筌でお茶をたてる貴重な経験をさせていただいたことはとてもありがたく、ご高配頂きました生駒市茶道協会の先生方には本当に感謝しています。

     第2回は「茶筌を作ってみよう!」で奈良県高山茶筌生産共同組合のみなさんにご協力を願い、茶筌の里・高山で茶筌の制作を体験します。
     第3回は「里山と竹林の今を知ろう」で高山町周辺の竹林と高山竹林園を案内していただき、「茶筌をもっと身近に!」で新しい茶筌の使い方を聞き、てコーヒーなどを点てます。
     第4回は「お茶を点てよう!」でこれまで学んだことの集大成として、生駒市茶道協会の先生方に改めてご指導いただき自分で作った茶筌でお茶を点てて味わったり、他の人にふるまったりします。子どもたちが教えてもらう「受け身」ではなく、自ら学び、体験し、おもてなしをする側に立つ内容で、とても素晴らしいことです。

     全4回を通じて、市民の発想を行政が手助けし、関係団体とコラボして事業を実現させる、まさに生駒市民パワーの賜物といった内容になっています。


     今後も市民のみなさまにご協力を仰ぎ、ふるさと生駒を愛する気持ちを育む事業として、より一層よい企画となるよう育てていきたいと考えています。引き続きお力添えをお願い申し上げます。 

    写真1
    写真2

    [公開日:2017年8月23日]

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