消防職員に訓示を行いました（平成27年8月26日）

　生駒市消防本部・消防署本署、消防署南分署と北分署を巡視し、消防職員に訓示を行いました。

　これは、私が副市長時代にリーダーを務めた消防改革プロジェクトチームの「生駒市消防改革検討結果報告書」に基づくもので、各中隊（3交替勤務制）に年1回（計3回）実施するものです。

　私自身が市長になって、副市長時代と何が違うのかをしっかりと考えた時、市民の安全・安心を守るためには、「土砂災害・風水害等をはじめ、様々な災害への対応を自分の責任としてやっていかなければいけない」と、まず心に誓いました。そして、市民の生命・身体・財産を守るという使命を担う消防を良くするための「消防改革検討結果報告書」には、中長期的な検討が必要なものもあれば、すぐに実施できるものもあります。現在消防本部として、「生駒市消防職員"0"MISSION」などの様々な取り組みにより着実に組織としての変化が表れてきています。

　市政やマニフェストの全ての土台は、「市民の安全・安心」です。それが、しっかりと対応できない自治体が、いくら良い福祉や教育の施策があったとしても、市民への責任は果たせていないと思います。それぞれの現場で活躍する職員の力無しには、私の想いを達成することができません。

　今回の巡視では、改革が進みつつある現場の様子や職員の声も直接みたり、きいたりでき、とてもうれしく思いました。

　過去に不祥事もありましたが、「生駒市の消防は、生駒市にとっての宝だ」と市民に感じていただけるように「消防職員一人ひとりがどう変わっていけるのか」をしっかりと意識し、実際に行動していくよう強く指示しました。

　最後になりますが、今年は火災が多発しており、生駒市消防本部・消防署では「火災予防特別対策事業」として、毎月1日・15日を防火デーと設定するなど、火災予防の啓発を強化しています。

　市民の皆さまにも、消防の取組を理解していただき、是非とも皆さんと一緒に"火災をなくすまちづくり"にご協力をお願いいたします。