近畿大学と包括連携協定を締結しました

　4月25日、本市は県内の自治体で初めて、学校法人近畿大学と包括連携協定を締結しました。

　近大が有する貴重な専門知識と教員・学生の皆さまのマンパワーを活かして、地域創生や人材育成など、大学と市の双方にとって有益で継続的な取り組みを推進してまいります。

　近畿大学は、世界で初めてクロマグロの完全養殖に成功した「近大マグロ」や、日本の大学で初めて完全ネット化された「エコ出願」をはじめとした、先進的な取り組みの数々で世の中にインパクトを与えておられる国内有数の総合大学です。

　「実学教育と人格の陶冶」を建学の精神とし、14学部48学科が研究の成果を実践にうつす挑戦を続けておられる点が、現状に満足せず新しいことに挑む本市の姿勢と重なり合い、連携協定を締結する運びとなりました。

　これまでも、近畿大学と本市は、空き家問題を地域コミュニティの活性化から考える取組や医療分野で協力をしてまいりましたが、今後は、教育やオールドタウンの再生、地域包括ケアのシステム作りを含めた医療を3本柱に、幅広い分野でさらなる連携を進めます。

　研究の成果を具体的に生駒のまちで実践する場を創出することで近畿大学の「実学」の精神に寄与しながら、ともに住宅都市の抱える課題解決を目指して真摯に取り組み、生駒市から地域創生のモデルを発信できるよう全力を尽くしてまいります。