【新型コロナウイルス】緊急事態宣言を受けての市長メッセージ

　1月13日（水曜日）、大阪府、京都府、兵庫県を含む7府県を対象に1月14日から2月7日までの期間で、緊急事態宣言が発令されました。
　奈良県は今回の宣言の対象地域ではありませんが、本市は対象地域に指定された大阪府への通勤や買い物などで行き来していることが多く、決して安心できる状況ではありません。
　本市でも連日新規感染者が発生しており、1月13日現在の感染者数は234人になっています。大阪へ往来する人が多い中、皆さまの感染防止対策へのご協力によって本市の患者者数は抑制されておりますが、まだまだ予断を許さない状況が続いています。
　本市の就業者の約半分は大阪府に通勤されています。職場にテレワークや時差出勤の制度がございましたら、積極的にご利用をお願いします。レジャーや買い物など宣言地域への不要不急の外出、宣言地域からの来訪はお控えください。また、感染拡大の原因として飲食を介することが非常に多いことから、宣言地域での会食は少人数でもお控えください。

　本市では、2月末に始まる新型コロナウイルスのワクチン接種開始に備え、専属チームを新設しました。ワクチンの供給が可能になった場合に、迅速かつ円滑に実施できるよう準備を進めていきます。また、生駒市地域外来検査センターの運用や生駒市立病院（別ウインドウで開く）での陽性者の入院体制整備など、関係機関との連携を密にし、市も全力で感染拡大防止に向けた取組を講じています。なお、生駒市立病院では、発熱患者は他の患者と診療スペースを分けるなど万全の体制を取っています。(一財)生駒メディカルセンター（休日夜間応急診療所）でも感染症対策を講じていますので、感染が心配で受診を控えている人も安心して受診ください。
　発熱症状があり、かかりつけ医など医療機関を受診する際には、受診前にまず電話などでご相談いただきますよう改めてお願いいたします。
　寒さの厳しい日が続きます。体調管理に留意いただくとともに、今一度、危機意識を高め、基本的な感染対策の徹底をお願いします。今が、正念場です。一丸となってこの難局を乗り越えるため、ご理解とご協力をくださいますよう心からお願いを申し上げます。