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    精神障害者医療費助成事業の適用範囲を平成28年4月から2級以上に拡大します(平成27年7月17日)

    • [更新日:2016年2月12日]

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    6月議会の所信表明でも方針を表明しておりましたが、精神障害者医療費助成事業の適用範囲について、平成28年4月1日から精神障害者保健福祉手帳の2級所持者まで拡大することを決定しました。
    2級所持者までの拡大について、実施時期を明確にしたのは県内では生駒市が初めてとなります。

    精神障がい者の多くは、長期にわたる服薬治療などが必要で、副作用や病状変化に伴う入院など医療機関との係りを断ち切ることが困難です。また、長時間働き続けることが難しく、就労面で安定しないケースも少なくありません。
    このため、病気にかかっても経済的な理由などから医療機関での受診を控え、かえって病状が悪化するなど、悪循環に陥る事があります。
    こうした状況を少しでも改善し、精神障がい者の健康を保持して社会参加につなげていただくため、すでに生駒市ではこの4月から、精神障害者保健福祉手帳の1級所持者には医療費助成を開始していますが、2級手帳の所持者についても同様の問題を抱えておられることから、今回の決断に至ったものです。

    様々な団体からも要望書が本市に提出され、障がい当事者が直接要望に来庁されるなど対象者からは非常に切実な要望でありました。昨年の9月議会でも「精神障害者に対する福祉医療制度(心身障害者医療費助成事業)の適用を求める請願書」が全会一致で採択されています。

    もちろん、医療費助成の拡大により、本市の財政への負担が生じます。
    精神障がいの関係団体の皆様には、2級所持者への対象拡大にあわせて、適切な受診やジェネリック医薬品(別ウインドウで開く)の利用促進など、医療費全体の抑制に協力していただくようお願いしています。
    医療費負担の増加を抑制し、制度を継続していくためにも適切な制度の活用を引き続きお願いしていきます。

    私のマニフェストにもありますように「障がい者等が安心して楽しく暮らせる、活躍できる街」をつくるため、今後もしっかり取り組んでまいります。
    障がい者が安心して楽しく暮らせる、活躍できる街は、高齢者、子供など、他の市民にとっても素敵な街だと確信しています。

    [公開日:2015年7月17日]

    ID:2790