【新型コロナウイルス】ステージ2に改善したことに対する市長メッセージ

　大阪・兵庫・京都の3府県に出されていた緊急事態宣言が2月28日をもって解除されました。
　本市でも市民の皆さま、事業所の皆さまのご協力とご尽力によって、新規感染者数（2月21日～27日は1人）や療養者数（2月28日現在3人）は減少傾向が続き、落ち着きをみせています。国の指標（https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/bunkakai/kongo_soutei_taisaku.pdf（別ウインドウで開く））にあわせると「ステージ2」（感染漸増期）に相当すると考えられる状況まで改善しましたので、市のホームページも「緑」に変更しました。

　しかしながら、新型コロナウイルス感染症の脅威がなくなったわけではありません。生駒市では年明け早々に、新型コロナワクチン感染症ワクチン対策チームを立ち上げ、様々な準備や調整を進めていますが、国からのワクチンの供給が予想よりも遅れていることから、市民のみなさまへの接種は予定よりも遅れる見込みです。
　また、3月～4月にかけては、卒業・入学や入社など新生活スタートに伴う人の移動や交流機会が多くなる時期であるため、例年通りの生活様式では感染リスクが高まることが予想されます。ワクチンの効果によって感染者数が大きく減少する前に、もう一度感染拡大の波が来る可能性も否定できないのが現状です。
　このため、外食時の感染対策、テレワークでの勤務の継続はもちろん、歓送迎会、飲食を伴うお花見などはできるだけ控えていただくようお願い申し上げます。特に、緊急事態宣言が解除された地域にでかけての会食やお食事や旅行は慎重に検討していただくほか、卒業旅行なども少人数で混雑しない時期・場所を選ぶ「分散型旅行」をお願いします。

　3月5日（金曜日）には、国の3次補正に対応した来年度のコロナウイルス感染症対応の事業を発表する予定です。行政も全力で市民の皆さま、事業者の皆さまの生活をサポートいたしますので、皆さまにおかれましても、引き続き一人ひとりが必要な感染防止対策を講じ、感染を限りなくゼロに近づけていけるよう、ご理解・ご協力をよろしくお願い申し上げます。

生駒市長　こむらさき雅史