「なら国際映画祭2016プレイベントin 生駒」を開催しました(平成28年2月8日)
- [更新日:2019年3月6日]
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1月30日に、コミュニティセンター文化ホールにて「なら国際映画祭2016プレイベントin生駒」を開催しました。
なら国際映画祭(別ウインドウで開く)は、2010年からNPO法人なら国際映画祭実行委員会によってスタートし、国内外の若手監督と奈良を舞台とした映画製作や、こども・海外学生とのワークショップなど、映画の魅力を伝える数々のプロジェクトを実施されています。奈良を舞台に撮られた作品を、国際映画祭として上映することで、奈良のすばらしさをアピールするイベントです。映画祭での体験や感動が、特に若い世代のみなさんに未来への希望やチャンスをもたらすことも併せて目指されています。
今回、実行委員会と当市が共催で、9月に開催される「なら国際映画祭2016」のプレイベントとして、初めての上映会を開催しました。
生駒に1日だけの映画館ができ、映画好きはもちろん、奈良の風景や雰囲気が好きなみなさんに多数お越しいただき、会場は満席となりました。
今回上映した作品は、奈良県五條市(別ウインドウで開く)を舞台にチャン・ゴンジェさんが脚本・監督を務められ、河瀬直美さんがプロデュースされた「ひと夏のファンタジア(別ウインドウで開く)」です。この作品は、韓国で35,000人を動員し、私も主催者として挨拶した後、鑑賞しましたが、五條の自然や町並みの美しさや若手俳優の方々の演技がすばらしい素敵な作品でした。ドキュメンタリーとフィクションの間で少しせつない、でも地元って、奈良って素晴らしい、と思える映画です。
本編上映後のメイキング映像では、作品づくりの舞台背景を紹介していただき、五條市の地域の皆さんや事業者の方々のご協力があってこそ成り立っている映画であることを改めて感じさせられました。上映後に実施したアンケートの中に“五條に行ってみたくなった”というお声があったのも納得です。
当日は、映画祭のエグゼクティブディレクターである河瀬直美監督と、俳優の斉藤 工さんがサプライズゲストとして客席から登場し、場内は嬉しい驚きと興奮に包まれていました。河瀬監督には、上映後の控室で、生駒を舞台とした映画のプロデュースについてお願いしておきました。
まちのPRに一役買っている、まちでの映画製作や実行委員会のみなさんの情熱の結晶である、なら国際映画祭。今後もますます目が離せません!!みなさんもぜひ、9月の「なら国際映画祭2016」にご参加をお願いします。