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    認知症初期集中支援チーム「生駒市オレンジチーム」をスタートしました!

    • [更新日:2016年6月21日]

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     団塊の世代が75歳以上となる平成37(2025)年に向け、単身高齢者世帯や高齢者夫婦のみ世帯、認知症高齢者の増加が予想される(いわゆる2025年問題)中、介護が必要な状態になっても住みなれた地域で暮らし続けることができるようにするため、「介護」だけではなく、「医療」や「介護予防」、「生活支援」、「住まい」が包括的に確保される「地域包括ケアシステム」の構築が重要な課題となってきています。

     

     本市におきましても、平成37年には、高齢化率29.3%、すなわち約3人に1人が65歳以上の高齢者となると推計されています。

     また、65歳以上の高齢者数の増加に伴い、認知症高齢者数も増加していく見込みであり、平成27年には約2,500人と推計されている認知症高齢者数が、平成37年は1.7倍の約4,300人となる見込みで、認知症に関する普及啓発や認知症予防の取組の必要性が高まっています。

     

     このような状況の中、認知症になっても本人の意思が尊重され、できる限り住み慣れた地域で暮らし続けることができる社会の実現を図るため、生駒市では、認知症の人やその家族に早期に関わる認知症初期集中支援チーム「生駒市オレンジチーム」を6月から配置し、早期診断・早期対応に向けた取組をスタートしています。

     これは、やまと精神医療センターの認知症の専門医の協力を得て、保健師・精神保健福祉士・社会福祉士等の専門職等が、チームを組んで、複数で家庭訪問を行い、認知症の人(疑いのある人)とその家族を支援するものです。

     具体的には、対象者の認知症状を確認し、家族がどのような声掛けや支援が必要かを共に検討し、医療機関への繋ぎや介護サービスの導入など、関係者との連携を図ります。

     

     生駒市にお住まいの40歳以上の認知症ではないかと不安に思っている人で、現在医療介護サービスを受けていない人、または受けているが状態が悪く対応に苦慮している人とその家族を対象としています。

     なお、支援は無料で行います。生駒市では、このほかにも毎月第2火曜日に精神科医師による「もの忘れ相談」なども実施しておりますので、認知症に関するご相談がありましたら、お気軽に地域包括ケア推進室(内線765)までお問い合わせください。

    [公開日:2016年6月23日]

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