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    開院5年目で生駒市立病院は約2億1,600万円黒字化の見込み

    • [更新日:2019年6月6日]

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     平成27年6月に開院した生駒市立病院は、平成30年4月から許可病棟の210床をフルオープンしました。現在、16診療科と12の専門外来を開設しており、平成30年度の1日平均患者数は、入院約130人、外来約210人で、開院初年度の2倍超に、年間手術件数は、約1,350件と開院初年度の約4倍になりました。その結果、今年度は医業サービスの提供による医業利益が約2億1,600万円黒字化する見込みです。

     医師については、平成31年3月31日現在常勤換算で25.4名であり、今年度は、既に救急科、消化器内科で新たに常勤医師を確保していますが、さらなる医師確保に向けて取り組んでいきます。
     また、平成31年3月31日現在、医療連携登録施設数67施設・医療連携登録医師数82名と増加してきており、地域の医療機関との連携強化も進んできています。

     生駒市立病院は、24時間365日救急入院やCT、MRIや内視鏡などの検査に対応できるように、医師・看護師・検査技師・放射線技師・薬剤師・事務職員が当直し、休日夜間救急受入体制を整備しており、平成30年度の救急応需率(救急要請に対して受け入れた割合)は約95%で、本市における救急搬送率の向上に大きく貢献しています。

     また、看護体制については、現在患者10人に対し看護師1人の体制を、今年度、患者7人に対し看護師1人の体制へと充実する予定です。
     さらに、今年度、高度医療の充実を図るため、大気圧より高い気圧環境の中で酸素を吸入することで、悪性腫瘍、骨髄炎等の病状の改善を目指す高気圧酸素治療室の整備を予定しています。  

     生駒市立病院は、民間のノウハウを活用してサービスの向上や経費節減を図るため「指定管理者制度」を採用しています。また、市が指定管理者の運営赤字を補填することはございません。さらに、今年度から指定管理者である医療法人徳洲会から指定管理者負担金約2億6,500万円が病院建物の減価償却費相当額として毎年返済されます。

     生駒市立病院は、引き続き医療体制の充実及び質の向上、健全な運営に取り組んでいきます。

    [公開日:2019年6月6日]

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