日本最大級のアプリ開発コンテスト「Mashup Awards #11」関西予選大会in 生駒(平成27年9月2日)
- [更新日:2020年7月10日]
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8月29日と30日に、奈良先端科学技術大学院大学(別ウインドウで開く)で、日本最大級のアプリ開発コンテスト「Mashup Awards」の関西予選「Mashup Awards Hackathon with Students 関西編〜 #MA11(別ウインドウで開く)」が開催されました。
テーマは「CIVIC TECH(注意)で創ろう未来の生駒・奈良」。
学生や技術者の方々が、未来の生駒のまちの姿をイメージしながら、2日間の短い期間に集中してアプリの開発に取組まれました。
参加者の30人は、ほとんどが初対面で、生駒市民ではない方も多くいらっしゃいましたが、生駒の特徴や市の施策を紹介したり、生駒市のイメージキャラクター「たけまるくん」の登場により、ぐっと生駒を身近に感じてくださったようでした。
2日間で、できた試作品は以下の6つです。
・「CoCoCoN」チーム名:ユビプラス
ガイドブックに載らないイベントを、センサーなどを活用して案内するアプリ
・「いこにゃっぷ」チーム名:野良猫に癒され隊
ネコのマッピングアプリ
・「いこパー」チーム名:いこパー
迷惑駐車の撲滅をめざすアプリ
・「airgohan」チーム名: 生駒食堂
ごはんで「若者」「高齢者」「留学生・観光客」をつなぐアプリ
・「おもカジ」チーム名:ものぐさ6
天気やゴミ出し情報などを活用して、家事を面白く、効率的にできるアプリ
・「子どもの社会性を育てる支援サービス」チーム名:Left Over
子どもの躾に悩む親御さんをサポートするアプリ
いずれの作品も、熱のこもったプレゼンテーション、素晴らしいアイデアに高い技術力。各賞の選考は大変難しかったです。
Code for Ikoma(別ウインドウで開く)が開発してくれたゴミ出しアプリ(別ウインドウで開く)など、生駒のデータを積極的に活用くださった、チームおもかじの「ものぐさ6」にも大変感銘を受けましたが、生駒市長賞としては、チーム「生駒食堂」が開発した「airgohan」を選ばせていただきました。
選考理由は、ごはんを通じて、地域の高齢者や各ご家庭と、学生や観光客がつながるというアイディアに加え、高い技術的完成度。そして、私からも指摘させていただきましたが、若い世代の人たちがご高齢家庭でご飯をごちそうになる代わりに、買い物支援を担うなど、地域で支えあう関係の構築などに展開できるポテンシャルの高さ、市政課題としても重要なテーマであることなどです。おめでとうございました。
東京での本選に進むチームは、学生賞を受賞した、チーム名「野良猫に癒され隊」の「いこにゃっぷ」と、CIVIC TECH賞を受賞した、チーム名「ものぐさ6」の「おもカジ」となりました。いずれのアプリにも「たけまるくん」が登場しています。副賞として、いこまどんどこまつりのはっぴと、たけひめプリンを贈らせていただきました。本選となる東京会場で、生駒をPRし、生駒発のアプリで、優勝されるよう応援しています。
(注意) CIVIC TECH(シビックテック)とは、「Civic(市民)」と「Technology(技術)」で、市民自らがICT(Information and Communication Technology:情報通信技術)等の技術を活用して、地域やコミュニティの課題を解決しようとする活動のことです。