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    生駒市初の「総合教育会議」を開催しました(平成27年6月23日)

    • [更新日:2015年9月25日]

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    昨日、生駒市で初めてとなる「総合教育会議」を開催しました。

    「総合教育会議」という耳慣れない言葉に、とまどう人もいるかもしれません。
    実は、法律が改正され、この4月から教育委員会制度が大きく変わっています。

    改正の大きな柱のひとつが、総合教育会議の設置です。
    会議は首長と教育委員会(教育長及び教育委員)で構成されます。
    民意を代表する首長と、教育行政を執行する教育委員会が相互に連携を図りながら、教育行政のさらなる推進を進めていくための場がこの「総合教育会議」です。

    生駒市では、これまでも教育委員と市長、副市長の意見交換会を定期的に開催するなど、連携を図る取組を行ってきましたが、今回、新たに設置された総合教育会議において、公開の場で、私と教育長、教育委員が、情報や課題を共有し、十分に協議を行いながら、生駒にふさわしい教育の在り方を考え、具体化していきます。

    昨日の総合教育会議では、特に「大綱」の策定について、協議を行いました。この「大綱」というのも、今回の制度改正の大きな柱のひとつであり、各自治体が、地域の実情に応じて定める教育目標や施策の根本となる方針のことです。首長に大綱の策定を義務付け、教育施策の総合的な推進を図ることとしたのです。

    私からは、4月の市長選挙の際のマニフェストを基に、私の教育に対する想いを説明しました。特にこだわる点として、「主体性の涵養をはじめ、社会に出てからも活躍できる人材の育成」「生涯学習を通じたまちづくりへの貢献の促進」「待機児童対策なども含めた就学前の児童への対応」などを伝えています。

    委員からは、さまざまな意見を頂戴しました。

    • 大綱の期間はあまり長いスパンでは意味をなさない。市長が中心となって策定する大綱なので4年が妥当。
    • 国の施策と共通する部分については、改めて大きく出さなくてもよいと思う。大綱では、他の自治体にはない生駒市の個性を出してほしい。
    • 最近は世代間交流に焦点が当たっている。文化の伝承、交流のシステムを作り、大綱の中に入れていくべきと思う。
    • 計画が何重にもなっていることもある。計画を作ることより実行することが大事で、生駒市として、大綱を示したうえでいくつかのアクションプランを作るのが良いと思う。
    • 大綱に盛り込む内容を考える上で、生駒の教育上の課題はどこにあるのか、共通認識を整理しておくべき。

    どれも、大綱を策定する上で、貴重なご意見であり、短時間で有意義な話し合いを行うことができたと感じています。
    今後も、総合教育会議の中でしっかりと協議を重ねながら、生駒市の教育の方向性を「大綱」に取りまとめていきたいと思っています。

    総合教育会議

    [公開日:2015年9月25日]

    ID:2780