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    奈良北高校科学部のアイデアが、「ふろーらむエコプロジェクト」になりました。(平成27年8月5日)

    • [更新日:2020年7月10日]

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    現在、「花のまちづくりセンターふろーらむ」で、奈良北高校の科学部の生徒と本市水道事業の職員が協働で製作した「ふろーらむエコプロジェクト」の作品が設置されています

    これは、年間通じて約20度前後で水温が一定という井戸水の特性を活かして、省エネルギーの取り組みができないかと考えた水道事業の呼びかけに、高校生が応じてアイデアを提供したコラボレーションです。作品は次の3点です。

    • 井戸水を通したパイプをエアコンの室外機の空気吸込口に設置し、エアコンが空気を冷やすのを助ける装置
    • 室外機を冷やした後の井戸水を活用した「涼」を演出するミスト
    • 井戸水を通したパイプを配管した冷却椅子

    これらの作品の見学と、科学部の生徒に会いに、7月31日にふろーらむに行って来ました。3点の作品の中で、「冷却椅子」は、科学部の神野くんと山下さんの2人が製作に携わったもので、実際に座ってみると、じわじわと冷たさが伝わってきて、中々の座り心地でした。

    神野くんと山下さんは、この椅子の製作に当たり、パイプの配置など積極的に意見を出し、慣れない工具にも果敢に挑んで作り上げてくれたそうです。

    施設を見学したあと、科学部の生徒達と楽しく話し合うことができました。

    生徒達は、作品の製作にあたって苦労した話や、今取り組んでいる研究、将来のことなどを生き生きと語ってくれました。

    プラスチックの研究をしていることに関して私の環境省時代の取り組みを、将来電車を作りたいという話には、リニア誘致に関する話をすると、どんどん目が輝いてきて、何事にも楽しんで取り組んでいる様子がうかがえ、内に秘めている将来性をとても頼もしく感じました。

    彼らのように、積極的に研究しチャレンジする精神は、私がめざす「まちづくりは人づくり」に通じるもので、まさに本市の取り組みそのものです。彼らとの協働を積極的に進めてくれた水道事業の職員にもお礼を言いたいと思います。

    これからの本市、そして日本の発展のために、彼らのような若い力に期待します。

    "Boys (and girls) be ambitious!"

    PRを兼ねて

    ふろーらむは、年中綺麗な花が咲きほこり、心を楽しませてくれる施設です。カフェもありますので、ぜひ、お越しいただき、生徒達の作品をお楽しみください。
    また、8月14日(金曜日)18時から放送予定の奈良テレビ「ゆうドキッ!」(別ウインドウで開く)で、私が施設を訪れた様子や生徒達のインタビューが放映されます。ぜひ、ごらんください。

    ちなみに、冷却椅子はともかく、エアコン室外機の省エネ対策やミスト発生装置の資材などについては、ホームセンターなどでも販売、相談に乗ってくれると思います。自分でできる省エネ対策(上級編)として、ご関心ある方は是非挑戦してみてください。

    インタビューの様子1
    インタビューの様子2

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    [公開日:2020年7月10日]

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