民生委員・児童委員が一斉改選され感謝状と委嘱状をお渡ししました

　12月3日（火曜日）民生委員・児童委員の3年に一度の一斉改選に伴い、退任される方々に感謝状を、新たに就任される方々には委嘱状をお渡ししました。

　民生・児童委員は、それぞれの地域において、皆さんからの相談に対して専門機関や福祉サービスへつなぐなど行政とのパイプ役や調整役であると同時に、地域づくりの中心的な担い手として日々活動をしていただいています。

　本市は、子育てや高齢者施策で高い評価をいただいていますが、これは、民生児童委員の皆さんが日頃から足しげく現場に出向かれ、自治会など地域とのきめ細やかな協力を通じた1日1日の積み重ねが結果として表れたものです。
　これまで長きに渡り民生・児童委員を務めてこられた皆様は、実際は、それぞれの現場で大変苦労されたこともあったはずですが、お話をすると「大変だったが貴重な経験をさせていただいた」とか「地域のことを知ることができてよかった」という意見を多くいただき、本当に頭が下がるばかりです。
　退任後も地域でのサロン活動や100歳体操などまちづくりのさまざまなシーンで、民生・児童委員としての経験を発揮いただくよう改めてお願いしたいと思います。

　また、新たに任期を迎えられる方や新任の方については、大変な仕事ではありますが、本市のために決断されたことに深く感謝を申し上げます。本市の民生・児童委員の定員は今回5名増員いたしました。増員はしたものの高齢化のスピードは早く、子育てに関することなど取組むべき課題は多いため、それぞれの分野における関係者だけでの解決は難しいと感じています。行政はもちろんのこと地域のみなさんや学校などの力も借りながらまさに「ONE TEAM（ワンチーム）」で対応していかなければ様々な課題を解決に導くことは難しいでしょう。

　本日の感謝状・委嘱状伝達式に当たり、改めて今日まで民生・児童委員のみなさんとともに力を注ぎ築き上げてきた子育てや高齢者福祉といった伝統を発展させ、しっかりとまちづくりを進めていく決意を新たにしました。

　退任される皆さま、大変お疲れ様でした。お礼を申し上げるとともに、ご健康とご多幸をお祈り申し上げます。

　新任の皆さまとは、ともに汗をかき、地域課題に取り組んで行きたいと思います。