35ヶ国の外交官・公務員と帝塚山大学生の国際交流プログラムに参加しました
- [更新日:2018年2月5日]
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帝塚山大学では、アドバンスプログラムを導入しており、27名の学生が、英語プレゼンテーション演習など、先進的な授業で学びを深めています。
このプログラムは、グローバルスキルを身に付けることを目的として、「独立行政法人国際交流基金関西国際センター」で8ヶ月間の日本語研修を受けている、アジア・ヨーロッパ・アフリカ地域35か国の外交官29名と公務員9名の外国人研修生38名と学生27名による『国際交流プログラム』が11月11日(金曜日)に実施されました。
当日は、ワークショップや懇親会で、学生と外国人研修生が日本語と英語を交えて交流しました。学生による日本文化等の紹介の後、私から、本市の地方行政の3つのテーマについて英語でプレゼンテーションを行いました。
1つ目に、生駒市と日本全体の課題と挑戦について、
- 出生率の低下と高齢者の増加による人口ピラミットの変化
- 女性の就業率の低さ
- 行政と市民の協働が十分でないこと
などを説明しました。
2つ目に、それらの課題を解決するためには、
- 子育てや教育支援、高齢者コミュニティの充実
- 女性の就業支援や市民団体の活動支援の施策
- 行政と市民の協働については、自ら進んで行動する人たちを支援することが大切である
ことを伝えました。
最後に、地方政府の役割と人材の活用について、地方創生の時代には、従来の中央集権ではなく、現場からのイノベーションが大切であること、そのためにはどこにも負けない人材の確保と市民との「協創」が大切であることについて説明しました。
外国人研修生と学生から、「税収が減る中で、無料の福祉サービスを維持するためにどうしているのか」「若者の人口減少に対し、どのような施策を考えているのか」「市長になるにはどうしたらよいか」などの質問があり、有意義な質疑応答をしました。
生駒市は、「産学官商工観光連携協力に関する協定」に基づき、帝塚山大学、生駒商工会議所、観光協会と共に、「生駒市の観光ガイドマップ」の作成、「生駒の新しいお土産コンテスト」や「起業家支援交流会」の開催など、商工観光に関して連携事業を行っています。今後とも、大学を通じて外国との結びつきも視野に入れ、4者による事業連携で本市を盛り上げていきたいと思います。
City Management with Citizens
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