「IKOMAサマーセミナー」を開催しました！

　7月30日（日曜日）にコミュニティセンターなどにおいて、「IKOMAサマーセミナー」を開催しました。
　　「IKOMAサマーセミナー」は、今年度の新規事業で、「だれでも先生」「だれでも生徒」をモットーに、市民の方や団体、企業の方が1日限りの先生となって楽しい学びのプログラムを提供しあう“街の学校”イベントです。

　当日の“先生”を募集したところ、それぞれの得意分野や趣味をテーマになんと59コマもの授業が集まり、当日も小さなお子さんからご高齢の方までのべ約1,200人もの方が授業を受けられるなど、改めて生駒市の「市民力」の高さ、市民の皆さんの「学び」に対する意識の高さを感じました。
　

　私自身も“先生”として、以前の米国大使館駐在経験をもとに「外交官のウラ話」というタイトルで1コマ授業をさせていただきました。受講いただいた生徒のみなさま、ありがとうございました。
　当日は、奈良工業高等専門学校の先生によるプログラミングの授業や、本市と包括連携協定を結んでいる近畿大学の教授による授業のほか、物をつくる体験型授業や体を動かす授業、国際色のある授業など実に多彩で魅力的な授業が目白押しでした。どれに参加しようか迷われた方も多かったのではないかと思います。
　

　また、“朝礼”や“給食”など、学校ならではの企画もあり、朝礼は生駒あすなろ会の高校生が司会を務めてくれたり、給食は生駒市健康づくり推進員さんが提供してくださいました。生駒でとれた夏野菜を使ったベジタブルカレー、とても美味しかったです。
職員もチャイムを鳴らしたり、二宮金次郎像を手作りしたり、また、実際に学校の給食で使用されている食器やコッペパンなどを用意したりと、所属を越えて連携して「学校らしさ」を創出してくれました。
　“先生”も“生徒”も前向きでエネルギッシュな方ばかりで、この事業を支えていただいたことを改めて感謝するとともに、大変心強く思いました。お忙しい中本当にありがとうございました。

　今年は市の主催で企画・運営しましたが、今後はこのイベントをぜひ市民の皆さんのお力を借りてより良いものに育てて、まさに「市民の学校」として実行していきたいと考えておりますので、引き続きのご協力をよろしくお願いいたします。