地域デビューガイダンスを開催しました（平成28年1月27日）

　現在、本市の高齢化率は25.4%です。これは全国平均レベルではありますが、全国で屈指（トップ5%）のスピードで進行しています。

　しかし、「高齢化」はそんなに良くないことなのでしょうか？私は世間で良く言われる「少子高齢化」というキーワードを、本市では「笑子」・「幸齢」化と言われるようにしていきたいと考えています。

　住宅都市である本市に必要なことは、「高齢化」をネガティブなキーワードにしないということです。余暇を活かし、新しい友人や生きがい・趣味をつくっていただくとともに「まちづくり」に貢献していただくことが、「健康・幸せ」づくりにつながっていくと思います。

　そのためにも、多くのシニア世代の皆さまに、これまでの経験・人脈を地域に活かしていただき、新しい仲間・生きがい・健康づくりにつながる「地域デビュー」を果たしていただきたいと考えています。

　その地域デビューのきっかけとなるよう、24日(日曜日)、たけまるホールにおいて「地域デビューガイダンス」を開催し、約400名の方にお越しいただきました。

　当日は、浜村淳さんの講演「幸せさがして」や、後輩（10代・20代・40代の皆さん）からのメッセージ、また、既に地域デビューを果たした先輩からのメッセージなど、盛りだくさんの内容でした。また、地域社会で活躍している各団体にブースを設けていただき、参加された皆さんに活動内容を紹介していただいたのですが、18人もの方が、ボランティアとして団体に登録してくださいました。

　「地域デビューガイダンス」をきっかけとして、シニア世代の皆様の知識と経験をボランティアや生涯学習活動に活かしていただくとともに、郷土愛を深め、地域社会の絆づくりに積極的に参画していただけることを期待しています。