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    「トライ!生駒子ども読書3.0会議」が開催されました

    • [更新日:2019年8月28日]

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     8月1日(木曜日)、8日(木曜日)、22日(木曜日)に生駒市図書会館で、子ども読書推進に関するワークショップ「トライ!生駒子ども読書3.0会議」が3回開催されました。
     生駒市は学校図書室に司書が週3日配置され、公共図書館も市内に5館あるなど、読書環境は全国的にも充実しています。しかし、子どもたちの読書時間は短く、また学業や部活、おけいこごとなどで忙しく、インターネットやゲームなどもその原因となっています。一方で、読書の面白さや人生を変えるような本との出会いがあれば、子どもたちは忙しくても本を読むと思います。
     子どもたちは、このような状況のもと、今回のワークショップでは、子どもの本に関わる第一線の現場で活動する幼小中学校の教諭、保育士、学童保育指導員、学校司書、PTAや保護者、ボランティア、行政職員、公共図書館司書、そのほか当事者の子ども代表として本活部(図書館南分館で活動)の高校生を含む約40名が集まり、それぞれの立場から課題を洗い出し、新たな活動の方向性を探るべく、活発な意見が取り交わされました。


     図書館は、本を読んだり、借りたりする場所ですが、それだけではなく、そこに来る人は何かしらの喜びや楽しみを体験するコミュニティの場でもあります。小中学校にもすべてエアコンが設置され学校図書室も快適になりましたので、今後は、地域の多くの人に学校図書室にも来ていただいて様々な活動が出来る居場所にしたいと考えています。
     参加者の皆さんからも、「リビングに本を置いて身近に感じてもらう」「大人が本を読む姿を見せる」といった今すぐにでも家庭内で始めたいアイデアや、「子ども食堂とコラボ」「中高生にもおはなし会を!」「音楽や子育てイベントとコラボできるかも」「おしゃべりのできる図書館」など、ワクワクする企画も提案されました。また本活部の高校生からは、「大人に選書を任せておけない!」「ポップを書いて紹介したい」という心強い意見も出ました。
     参加者全員が思ったことは、学校や地域、家庭の垣根を超えて情報共有し助け合う「連携」の大切さ。「違う立場の人から意見を聞くという経験は本当によかった」、「今回提案された企画をこのままにしておくのはもったいない、また集まりましょう」という思いが集まり、継続して定期的にミーティングを開催するということになりました。


     今後この「生駒子ども読書3.0会議」で、どんどんプランが実現化していくことを楽しみにしています。本が好きな人だけではなく、「本が好きではない」という子どもの意見も聞きながら話し合ってもらうのもいいのではないでしょうか。
    暑い中集まっていただいた市民の方々、教育関係者の皆様、素晴らしい意見をありがとうございました。今後も子ども読書推進にどうぞご協力いただきますようお願いいたします。

    写真1
    写真2

    [公開日:2019年8月28日]

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