もう3年目!入庁3年目職員の研修成果発表会に参加しました
- [更新日:2017年11月29日]
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昨年に続き、今年度の入庁3年目職員による研修成果の発表会に参加しました。
この研修は、入庁3年目という重要な年にある職員が、思考・行動ともに更にステップアップできるよう取り組んでいる研修で、「考える力」「伝える力」を養うことを目的としています。
昨年は、採用試験応募者数を1,000人から1,500人に増やそうとアイデアを絞り、素晴らしい発表会を実施してくれました(「目指せ1,500人!入庁3年目職員の挑戦」)。
https://www.city.ikoma.lg.jp/0000007349.html
今回のテーマは、いこまの魅力創造課から出された「既存事業の改善により生駒のファンづくりや口コミづくりの場や仕掛けをつくる」です。
このテーマに対して、次の5つの「まち」を設定し、発表してくれました。
・遊ぶまち:SNSによる効果を期待しウォーターランを開催。地域資源を活用し若者を取込む。
・盛り上がるまち:もっと、イコマニア。イベントをマッチングし魅力倍増を狙う。
・照らすまち:どんどこまつりをもっと魅力的に。花火やビアトレイン等でまつりを味付け。
・学び続けるまち:地域高齢者の“寿大学”に附属小学校を作り、世代間交流でまちを元気に。
・暮らしたいまち:フェスタで空き家のリノベーションを促進、暮らしたいまちを実現する。
SNSを意識した若者ならではのアイデアあり、元気な高齢者に着目したアイデアあり、ユニークで遊び心にあふれたアイデアを発表してくれました。
ただし、自治体職員が提案する以上は、自由で楽しいだけでは不十分です。財源が税金であることをよく認識して費用対効果を検証し、法令上の規制がクリアできるか、そして何より、どのように具体化するかについて踏み込み不足の部分もありました。
どんな組織でも、若い職員は、宝石の原石です。これからどんどん磨かれて光り輝く職員になってほしいと願っています。ただし、「磨かれる」のではなく「自ら磨く」姿勢が大切です。
そのためにはどこの課(場合によっては民間企業)の誰から何を確認すべきなのか、全部自ら考えて行動しなければなりません。この研修で、自分達で考えた案をしっかり検証した職員は、「自ら磨く」ことができたでしょう。しかし、自発的に行動をおこしていなかった職員は、成長する機会を逃してしまったと思います。
まだ、3年目?いいえ、もう3年目です!
既に先輩や上司から任されている仕事も多いはずです。市民に誇れる生駒市職員としてもっと成長するために、受身にならず機会を逃すことなく、しっかり自らを磨いてほしいと思います。

