有機栽培農家を視察いたしました(平成27年11月26日)
- [更新日:2015年11月26日]
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11月20日、本市の有機栽培農家を取材するために東京からNPO法人の方がお越しになりましたので、私も取材に同行・視察させていただきました。
最初は、東菜畑の井上さんの農地をご案内いただきました。井上さんは、鶏糞や落ち葉などを堆肥化させ野菜の畝に鋤き込み、エコで、安全で、質のよい農産物の生産を目指しておられます。
現在、年間を通じて70種類以上の野菜を栽培されておられます。例えば、カボチャは日当たりを良くし、形を整えるために吊るして栽培されるなど、熱心に工夫されている姿勢に感銘を受けました。
その後、昨年の秋に高山町庄田地区で新規就農され、レタスの有機栽培に勤しんでおられる平沢さんの農地を見せていただきました。高山町の農地を選んだのは、「消費地が近い」のと、「水がきれいなことです」と説明されておられました。
販路開拓は、栽培したレタスと名刺を持ち、レストランのオーナーさんに飛び込み営業をされたそうですが、今では需要と供給のバランスが取れないくらいの嬉しい悲鳴だそうです。高付価の農作物を理解し、消費してくださるレストランがあることが生駒で農業をするときの1つのメリットであるとお聞きしました。
農地では栽培しているレタスをいただきましたが、レタスそのものが「おいしい」と感じたのは初めてかもしれません。
井上さん・平沢さんの農業への熱い想いとその想いから紡がれる素敵な言葉に感動しました。お2人とも話がとてもおもしろい。是非、市民の皆さんや新規就農を目指す人にお話ししていただく機会を作りたいと思います。
取材に来てくださいましたNPO法人の皆さん、大変ご多忙の中、取材に応じてくださいました2名の農家さんにお礼を申し上げます。