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    令和5年度予算が成立しました!(2.子育て・教育)

    • [更新日:2023年3月24日]

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     24日の本会議で、令和5年度予算が成立しました。

     本日は、そのうち、「2.未来を担う子どもたちを育むまち」について、ご説明します。


     生駒市は「子育て・教育のまち」として高い評価を得てきました。しかしながら、他の自治体も取組を進め、また、子育て世帯の皆さまのニーズも多様化する中、本市のこれまでの取組だけでは必ずしも十分とは言えない状況になっています。

     本市では、令和4年度に「子ども未来会議」を立ち上げ、分野横断的で包括的な子育て・教育対策を取りまとめました。また、8億円の基金を積み立て、「こども未来基金」を創設し、子育て・教育への投資を促進する体制を整備しています。

     妊娠期から産後、就園前、就学前、小中学校など、子どもたちの成長段階ごとにきめ細やかな取組を予算に計上しています。

     社会変動の激しいこれからの社会、生駒の子どもたちが「多様性を認めるやさしい心と挑戦を続けるたくましい心身」を育むことができるよう、保護者への支援も含めた、子育て・教育の支援策や環境整備に全力で取り組みます。


    <妊婦一般健康診査等助成(81,009千円)>

     妊婦健康診査や出産後の産婦健診及び新生児に必要な健診等に係る費用を助成することにより、経済的負担を軽減し、希望する妊娠出産の実現を図ります。

     産婦検診で、子育てに対する問題を抱える母子をきちんと把握し、後述の産後ケア・家事支援などの事業につなげます。


    <産後ケア事業(6,725千円)>

     退院直後の母子に対して、心身のケアや育児のサポート等の支援を行うとともに、令和5年度から利用者負担額を減額します。課題を抱える特定妊婦だけでなく、産婦検診で必要性が高いと診断された母子に対する産後ケアを積極的に実施します。

     産後ケアに加え、必要な家事支援の在り方についても検討を進めます。


    <市立保育所・こども園に午睡(お昼寝)用簡易ベッドを導入(15,806千円)>

     現在、公立保育園などでは、家庭から大きなお布団をご持参いただいていますが、お子さんが2人以上いるご家庭など、大変なご負担となっています。そこで、布団に代わり、午睡(お昼寝)用の簡易ベッド(コット)を導入し、保護者負担の軽減、衛生管理の向上を図ります。


    <自校式通級指導教室推進事業(17,012千円)>

     通級指導教室は、発達障がい、学習障がいなど一部特別な指導を必要とする子どもが障がいに応じた指導を受ける教室であり、現在、生駒小学校、光明中学校と教育支援施設で開設されています。子どもたちの特性に応じたきめ細やかな指導には高い評価をいただいており、「生駒市の通級指導が受けたいから引っ越してきた」という方も少なくありません。しかし、市内2か所だけであることから、児童・生徒本人や保護者の負担が大きいのも事実で「通うのが大変」との声もありました。

     そこで、通級指導をより充実させ、市内全校で実施するため、指導者の育成、そのために必要な機会や体制整備を図ります。


    <生駒南小学校・中学校整備事業(12,597千円)>

     老朽化が進む生駒南小学校・中学校の施設整備に併せて、未来を担う児童・生徒に必要な学びを得ることができるよう、また、地域と学校が連携して子どもの成長や地域の活性化を実現するコミュニティ・スクールを具体化するための施設等の在り方を検討し、全国でも先進的な「未来の学校」を創ります。


         生駒市長 小紫 雅史(こむらさき まさし)


    [公開日:2023年3月27日]

    ID:32100