目指せ1,500人!入庁3年目職員の挑戦 ~職員研修成果の発表会を実施しました~
- [更新日:2016年9月8日]
ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます
9月2日に、入庁して3年目の職員による研修成果の発表会がありました。
この研修は、「考える力」「伝える力」を養うことを目的に、与えられた課題について考え、その成果を発表する、というものです。
課題は、「新規採用試験PR戦略を考える」とし、次の2点を提示しました。
・目標:応募者数を現在の1,000人から1,500人に増やす
・予算:75万円以内
そして、人事課は一切指示をせず、班分けの段階から職員に任せました。
入庁3年目という年は、非常に重要な年です。業務についての理解も深まり、任せられる仕事も増えると同時に、入庁前に抱いていた気持ちをまだ覚えていて、その気持ちと現在の自分にギャップを感じる場合もあります。入庁してからの自分を振返り、目指す公務員像について考えてもらうことも研修に取り入れました。みな、しっかり自己分析ができており、また、上司や先輩に対して感謝の気持ちをもっていました。
職員からは、次のような提案がありました。ここでは、提案の内容を列挙することしかできませんが、発表会ではパフォーマンスもあり、グループごとの発表も工夫されてわかりやすく、十分に楽しめるプレゼンテーションで時間を忘れて見入りました。
《新規採用試験PR戦略》
・ポスター、チラシ、リーフレットの作成
・動画の活用
・採用説明会の開催
・SNS、HPの活用
・庁内ツアーの実施や首都圏へのPR
これら全てについて現状分析をして課題を洗い出し、企業との比較検討を行い、掲示の方法や場所、コストの見直し、説明会の内容と開催場所及び時期の検討など、具体的で詳細な提案になっていました。
また、予算面等の理由で今回の研修条件を満たさないが、取組むべきものとして、技術職の採用改革や説明会アンケートの活用なども提案してくれました。与えられた課題の枠を超えて、プラスの提案をする姿勢に、さらに感激しました。
これらのすばらしい提案の活かし方については、今後、人事課で検討していきます。
生駒市人材育成方針には、「組織にとって最高の宝は「人」です」とあります。これは、まさしく私の理念です。生駒市には、こんなに優れた職員がいて、また彼らを支えている上司や先輩がいることを、私は誇りに思います。