イノシシ対策について
- [更新日:2022年7月4日]
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全国的にイノシシをはじめ、シカやサルなど野生動物による被害が報道されていますが、生駒市においてもイノシシの生息数の増加が推測されるなか、目撃情報や農地への被害情報が相次いでいます。
イノシシに対する市の施策としては、これまでに、
「捕獲対策」として、自治会長様や農家区長様のご要望を受けて、自治会や農家区による設置場所の確保や日常管理を条件に捕獲檻の設置を行ってきました。本年11月末時点で50か所に設置し、平成26年度は67頭、27年度は76頭、28年度は11月末までに約80頭を捕獲しています。(捕獲後の処分は市でいたしております。)
また、「農地保全対策」として以下のような施策も実施しています。
・防除柵設置にかかる費用の半額補助(上限があります)
・狩猟免許取得にかかる費用の半額補助
・捕獲檻購入にかかる費用の半額補助(上限があります)
・休耕地への防除柵設置にかかる材料の支給(休耕地等が隠れ場所になることを防ぐため地元農家区に対して材料を支給)
市としても、市民の安全に関わる重大な問題と考え、上記の取組を関係各所と連携して全力ですすめておりますが、生息するイノシシの全てを捕獲することは困難ですので、市民のみなさんがイノシシに出会われる可能性は否定できません。
もし、イノシシに出会われた時は、イノシシは基本的には臆病な動物であるため、こちらから何かしない限り襲ってくることはありませんので、興奮させないようにしてください。逃げるために急に走り出したりせず、背中を見せず目を合わせないようにして静かに逃げてください。
暗い時に出歩く際は、音(鞄に鈴をつける)や光(懐中電灯など)であらかじめイノシシに人間の存在を知らせる工夫をしていただくことで、突発的な事故を防ぐことができます。
また、イノシシを寄せ付けないために、餌は与えないでください。イノシシの隠れ場所をなくすために、草刈りなど土地の維持管理を適正に行っていただくようお願いします。
なお、イノシシの性質、被害の状況、対策や市の補助制度をまとめた、「イノシシ対策マニュアル」をホームページに掲載しておりますので、ご覧いただきますようお願いします。