【新型コロナウイルス】市長からのメッセージ
- [更新日:2022年12月16日]
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市民の皆さまへ
生駒市長の小紫雅史です。
全国的に新型コロナウイルスの感染被害が拡大しており、感染爆発が懸念される状況が続いていますが、本市では、現在のところ、感染者はおらず、感染の疑いのある人も報告されていません(3月初めに市内事業所で1名の感染がありましたがすでに回復され、濃厚接触者も感染していないことが明らかになっています)。これは、市民の皆様が、イベントの自粛や感染のリスクが高い行動を避け、感染拡大の防止にご協力・ご尽力くださった結果であると感謝申し上げます。
しかしながら、本市に隣接する大阪府では感染者の増加が続いており、通勤通学などで大阪府との往来の多い本市でも、感染者の発生に予断を許さない状況です。
「自粛疲れ」という言葉が出てきているように、自粛ムードが続く中、毎日の生活のストレスや過ごしづらさが高まっており、コロナウイルス感染症拡大を防ぐための行動に少しずつ緩みが出ているとの指摘もなされています。私も3人の子どもを抱える父親として、自粛疲れや日々の生活でのストレスがあることも理解しています。しかし、今回の新型コロナウイルス感染症の1日も早い収束のためには、今こそ、市民一人ひとりの感染拡大防止に向けた行動が不可欠です。
桜が満開となっていますが、花見は自粛し、散歩などでその美しさを愛でる程度にとどめてください。職場や学校などでの歓送迎会のシーズンですが、異なる方法で感謝や激励の気持ちをお伝えする工夫をよろしくお願いいたします。不要不急の理由で感染が拡大している地域や人混みに行くことは避け、ご自身の健康はもちろんのこと、お住まいの地域の住民の安全・安心の確保にご協力ください。普段の暮らしの中でも、「多くの人が密集する場所」「手の届くような距離での密接な会話や発声」「喚気の悪い密閉された空間」などを避けていただくとともに、引き続き、咳エチケットやこまめな手洗い・うがいの実施など、感染防止にご協力をお願いいたします。
自粛による経済活動への影響については、現在商工会議所とも連携して、国や県による支援の円滑な遂行や事業者からの相談に対応するとともに、飲食店・宿泊施設をはじめとする市内事業者の支援策を検討中です。
コロナウイルス感染症への対応を第一にしつつも、それをテレワークの推進などICTを活用した市民の利便性が高まる市役所や社会全体の利便性の向上につなげたり、市内事業者を市民が盛り上げていくことで、生駒市が一体となってまちづくりの機運を高めるきっかけとするなど、ピンチをチャンスにしていく視点も忘れずに取り組んでいきましょう。
なお、コロナウイルスは感染しても無症状のケースも多く、どれだけ被害防止に取り組んでいても感染する可能性があります。したがって、万が一感染した方が出た場合も、その人を責めることなく、そこからの感染拡大を防ぐ取り組みに全力で当たることが重要です。
生駒市としても全力で感染拡大の防止、市民の生活や事業者の経済活動の支援に取り組んでまいります。市民の皆様も、ご自身、そして周りにいる大切な人をコロナウイルスの感染から守るための行動徹底を改めてよろしくお願いいたします。