マイサポいこまの取組をごぞんじですか?(平成27年7月22日)
- [更新日:2022年7月4日]
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台風一過の18日、マイサポいこまシンポジウム「応援したくなるNPOをめざして」に出席しました。
当日の朝まで生駒市には台風による警報が発令されており、土砂災害等への備えのため、私も市役所で明け方まで待機しておりましたが、午後には天気は回復し、無事開催することができました。
「マイサポいこま(生駒市民が選択する市民活動団体支援制度)」とは、生駒市内で活動する市民活動団体が提案する事業に対して、18歳以上の市民のみなさんが、応援したい事業を選択し、市に届出を行ってくださることによって、市はその結果を考慮し、団体へ補助金を交付する制度です。
シンポジウムは、関西で初の共済型・地域密着型病児保育事業を行うNPO法人ノーベル(別ウインドウで開く)代表の高亜希さんの基調講演でスタートしました。
それまで病児保育事業は、ニーズはあっても、採算性などリスクが高いと判断され実施する事業者が少ない中、高さんは病児保育の草分け的存在であるNPO法人フローレンス(別ウインドウで開く)で修行をされ、大阪でノーベルを設立されました(現在、TBS系列で放送されている「37.5℃の涙」は、病児保育がテーマの、フローレンスをモデルにしたドラマです)。
また、病児保育を通して見えた、一人親家庭を支援するため、ノーベルは、寄付を集めて親御さんの負担を軽減する「ひとりおかんっ子応援団プロジェクト」を立ち上げています。
さらに、ノーベルは、テクノロジーの活用を通じ、社会問題の解決にチャレンジする非営利団体を支援するプログラム「Googleインパクトチャレンジ」(別ウインドウで開く)の一般投票で、見事、得票数1位に輝き、「みんなのグランプリ賞」を受賞されるなど、みんなが「応援したくなる」取組みを行っておられます。
果敢に、そしてすがすがしく、社会の課題に取り組む高さんの姿に、未来を感じ、私も、応援したい気持ちになりました。マイサポいこまの、「市民が支援する、市民のための、市民による活動」のお手本のような団体だと思います。
後半は、今年度のマイサポ団体が「私たちがめざす社会」をテーマに、団体の事業に対する思いを一言ずつ宣言されました。短い時間ではありましたが、それぞれの団体の真っ直ぐな思いが伝わってきました。市民活動団体支援制度審査会委員からも、団体へ激励のメッセージが届けられました。
マイサポいこまによる市民の皆様からの選択の届出は、8月12日まで受付けています。市のホームページから、団体の紹介動画を見ていただくことも、届出をしていただくこともできます。
協創のまち、生駒にふさわしい取組であり、今後もますます発展させていきたい「マイサポいこま」。是非、団体をご選択の上、届出をお願いします。