【新型コロナウイルス】市立小学校における感染者発生に対する市長メッセージ
- [更新日:2022年12月16日]
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既に関係するご家庭の皆様にはご連絡しているところですが、8月31日(月曜日)、市立生駒南第二小学校の児童がPCR検査の結果、陽性であることが判明しました。
奈良県郡山保健所と生駒市教育委員会で協議を行い、生駒南第二小学校は9月3日(木曜日)までを臨時休業することになりました。4日(金曜日)以降の対応は、保健所と協議の上、改めてお知らせいたします。
市内公立小学校での新型コロナウイルス感染症の陽性者判明は、7月末の俵口小学校に続き2件目となります。
先の俵口小学校での発生時に、学校におけるクラスター感染を防止するため、小学校名を公表しました。生駒市民の皆様にはおおむね冷静な対応をいただき、また、大きな感染拡大には至らず、クラスター化を防止することができました。
一方で、ごく一部ではありますが、小学校区で商売を営んでおられる方から「経営に影響を受けて迷惑である」と学校に批判の声が届いたり、市外の例ではありますが、濃厚接触者ではない俵口小学校の先生方が修学旅行の下見や人間ドックを断られたり、また先生方の子どもたちが保育園への登校を控えるようにいわれたりという事例が発生しています。生駒市としては、これらの事例を大変遺憾に感じています。
また、地域の方から「俵口小の子どもたちが外を歩いている」と連絡もいただきましたが、小学校の児童や教職員のすべてが濃厚接触者ではありません。濃厚接触者以外の者が外出することに問題はありません。むしろ、俵口小の事例では、濃厚接触者とされた児童や教職員は観察期間中の外出を控えるなど、感染拡大にしっかり協力してくださっています。
生駒市では、多数の人が集う大規模な公共施設などで感染が発生した場合には、県とも相談しながら、プライバシーに配慮したうえで、感染拡大やクラスター化の防止のために必要な情報を公表しています。我々の誰もが感染する可能性のある中、過剰な防衛反応で感染者やそのご家族はもちろん、濃厚接触者ですらない同じ学校や地域の皆さまに対して、不当な扱い、差別的な対応をとることは決して許されることではありません。
市立生駒南第二小学校での感染事案に対しても、県の郡山保健所と連携しながら、感染拡大防止に対応に全力を尽くしております。登校の児童・教職員はもちろん、ご家族や地域の皆さまに対し、適切な対応をとっていただきますよう、心よりお願い申し上げます。
今後も生駒市が市民の皆様に対して適切な情報公開を行い、新型コロナウイルスの感染拡大防止に万全を期していくためにも、生駒市民の皆様のご理解とご協力をお願いいたします。