4月1日から、生駒市の子ども医療費助成を大きく拡充します!
- [更新日:2023年3月24日]
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生駒市はこれまで、子育てのしやすさにおいて一定の評価を得てきました。しかしながら、他の自治体も優先して取組を進め、子育て世帯の皆さまのニーズも多様化する中、これまでの本市の取組だけでは必ずしも十分とは言えない状況になっています。
「生駒で子育てして良かった」と思ってもらえるよう、来年度からは子育て・教育の環境整備に全力で取り組みます。
まずは、4月1日から子ども医療費助成制度を大きく拡充しますのでお知らせします。
<未就学児の医療費の自己負担が0円に!(県内12市で初!!)>
令和5年4月診療分から、未就学児(0歳から6歳の誕生日以後最初の3月31日までの子ども)の、保険診療分の医療費の自己負担が0円になります。
奈良県内の医療機関での受診であれば窓口負担はありません。資格証は3月中に送付します。
<子ども医療費助成の対象を18歳まで拡充>
令和5年4月から、現在0~15歳が対象の子ども医療費助成を18歳まで(18歳の誕生日以後最初の3月31日まで)拡充します。
これにより、お子様が成人を迎えるまでのすべての期間で、医療費助成を行う仕組みが整備されます。
なお、ついに保育園の待機児童数がゼロとなり、待機児童の解消を実現しました。
本市では、
- 待機児童の多かった0歳児から2歳児までを受け入れる小規模保育所の新設や既存保育所・こども園の増築等により、利用定員をこの5年間で約440人増員
- 資格を持ちながら保育士をされていない潜在保育士に向けて、「資格をいかそう!相談会」を毎年開催。保育園で働くことの不安を解消できるよう「保育園・こども園見学ツアー」や「職場体験」を実施
- 保育士の給与を加算するための補助や保育士の宿舎を借り上げるための費用を補助し、保育士が働きやすい環境を整備
などの取組を進めてきました。
一時期は約80人にのぼっていた待機児童の解消は、市長就任以来の課題の1つでしたので、悲願を達成できたこと、感無量です。担当職員や現場の園の先生方、関係者の皆さまに感謝と敬意を表します。
「きょうだいで同じ園に入園したい」や「第一希望の園へ入園できなかった」などの声に対応していくことは引き続きの課題です。昨年度は使用済みおむつを園で処分できるようにし、令和5年度からはお昼寝用ベッドを導入します。
これからも量の確保と共に、きめ細やかな取組と質の向上に取り組みます。皆さまからのご相談・ご意見はいつでもお待ちしていますので、よろしくお願いいたします。
生駒市長 小紫 雅史(こむらさき まさし)