あすか野ミライ会議発表会を開催しました
- [更新日:2019年3月19日]
ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます
3月16日(土曜日)あすか野小学校ふれあいホールで、地域ワークショップ「あすか野ミライ会議」の発表会を開催しました。
このミライ会議は、今後の人口減少・少子高齢化を見据え、地域の特性を踏まえたまちづくりの必要性から、昨年9月から実施している会議です。
市内のどの地域でも人口が増加していた時代から、これからは、人口が増加する地域、減少する地域、急激に高齢化する地域など、地域によって様々な状況となることが予測され、地域の特性を踏まえたまちづくりが必要となります。
このようなことから、急激な高齢化、人口減少、空き家の増大が見込まれる「あすか野地域」をモデル地区とし、暮らしをともにする人たちが、地域の現状や特性、地域の将来予測(人口や年齢構成の変化)などを知り、そのうえで、楽しく暮らしていくためにはどうしたら良いか、ミライのまちに必要な活動や取り組みは何かを地域の皆さん自ら考え、実現を目指すためのきっかけづくり、それが「あすか野ミライ会議」です。
市の呼びかけに対し、20代から70代までの幅広い世代の地域の皆さんにご参加いただき、これまで4回のワークショップを経て、暮らしを豊かにする5つのアイデアの実現に向けた発表会が、50名を超える参加者のもと開催されました。
5つのアイデアは、どれもが具体的でとても面白い企画。そして、提案された取り組みを必ず形にするための工夫が随所にちりばめられ、ワクワクした気持ちで発表会を聴かせていただきました。
生活スタイルやニーズの変化に伴って、多世代が無理なく交流できる住まい方、暮らし方が望まれます。できることから始めよう、地域にとってプラスになる取り組みをお互い理解しあい、尊重する。そんなゆるい協力関係で地域を支える。そんなまちづくりが必要となっているのかもしれません。
ミライ会議で生まれた5つのアイデアが実現し、更に地域への愛着・交流が生まれ、地域住民自ら地域の魅力を発信し、ずっと住み続けたい、この地域に移住したいと思っていただける、そんなまちづくりを地域住民の皆さんとともに築き上げることができればと思っています。
今年度は、「ニュータウン」でのモデル開催でしたが、今後、「田園集落地」など、順次同様の取組みを進めていく予定です。
地域のミライ、生駒のミライをカタチにしていく、そのような取り組みを今後も引き続き、市民の皆さんとともに進めてまいりたいと考えています。

