生駒駅駅前図書室「木田文庫」へ 故・木田ツヤ子さんの遺志を継いで五千万円の寄附
- [更新日:2019年4月10日]
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4月5日(金曜日)、故・木田ツヤ子さんのご相続人から、5千万円の寄附をいただきました。
木田ツヤ子さんからは、生駒駅前図書室オープン直前の平成26年3月に1億4千万円の寄附をいただいております。当時、木田さんは、生駒駅前図書室への寄附の理由を「図書館は知の宝庫であり、市民の皆さんがよく利用される施設。貯金してきたお金を大切に活用してください」と話されていました。生駒駅前図書室の愛称を「木田文庫」と命名しているのは、木田さんの図書館へのご厚志に敬意を表してのことです。
生駒駅前図書室は間もなくオープンから6周年を迎えます。現在の蔵書冊数は60,879冊、年間貸出冊数は295,582冊、来館者数は平成27年4月には30万人、平成30年1月には100万人を突破しました。「本棚サークル」と生駒駅前図書室との協働イベント「本棚のWA」などの事業も活発に行っており、市民の皆さんに喜んでいただける図書室に成長いたしました。ご寄附いただいた人の思いを大切にし、これからも人と本、人と人をつなぎ、まちづくりの拠点となる図書館を目指します。
木田さんの生前に私がご挨拶に伺った際、来館者数が100万人を突破したことを報告いたしました。木田さんは大変喜んでおられましたが、そのような故人の遺志を尊重し、この度ご相続人から多額の寄附をいただいたことに対して、図書館への深い理解とご厚志に感謝の意を表するとともに、今後も図書館の充実に努めてまいります。誠にありがとうございます。
