ケアリンピック生駒が開催されました
- [更新日:2020年2月21日]
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2月16日(日曜日)、コミュニティセンター全館を使用したイベント「ケアリンピック生駒」が開催されました。
本市の高齢化は急速に進んでおり、令和3年には後期高齢者(75歳以上)の割合が前期高齢者(65~74歳)の割合を上回る見込みです。後期高齢者が増加するということは、支援や介護が必要な人の増加が見込まれるということであり、公的な介護保険制度の運用を支える人材をいかに確保し、制度をどう維持していくかが重要です。これは、高齢者担当部門のみならず、オール生駒で対応すべき課題です。
このケアリンピック生駒は、「きて、みて、さわって。みんなで支える未来の生駒」をテーマに、医療や介護に関わる専門職の人材確保に繋がる環境づくりを目的として開催されました。
当日は、基調講演・パネルディスカッションのほか、長年本市の介護を支えてくださっている皆さまの表彰(介護職員等永年従事者表彰)や介護事業所の取組事例発表、介護ロボット展示、介護事業所で職場体験を行った中学生や高校生による発表など、盛りだくさんの内容でした。
多くの人で賑わったこのケアリンピック生駒は、市内の医療・介護関係者で組織する実行委員会が、日頃の業務でお忙しい中、半年かけて準備を進めてくださいました。このような西日本初の取組を実現につなげる関係者の力が、生駒の医療・介護の強みであると実感した1日でした。
実行委員会の皆さまや、ご協力いただいた各関係機関、事業者等の皆さまに心から感謝申し上げます。
市としましても、介護人材確保や地域包括ケアシステムの深化・推進に向け、引き続き全力で取組んでまいります。


